2010年12月13日

4回目のソロ[フライトトレーニング22]

昨日の夜テレビを見ていたら、Chino空港で訓練中の小型機が墜落したとのニュースが。訓練生がやけどを負い、教官は無事との事でした。昨日から12月とは思えない陽気で、内陸で暖められた空気が海へと流れる、いわゆるSanta Anaウインドが吹いています。この天候は今日も引き続くとのこと。すなわち、今日も晴天ながら風が強い日になりそうな感じです。
離陸直後、訓練空域へ
風が強かったり、未だ不慣れなRight Traffic Patternとなる滑走路使用だと嫌だなあ、危ないと思ったら、すぐにやめる決断をしようと思って出かけました。さいわいなことに、早朝のせいもあり、風はCalm(無風)。空港に着くと、いないはずのElianが。他の訓練生の予約を入れたとのことでした。せっかくなので風について聞いてみると、しばらくは大丈夫ではとのこと。Elianと訓練生が隣の機体で出発準備をしている横で、一人で淡々と準備して出発しました。楽しそうに話している隣が、少しうらやましい気もしました(笑)。
正面の湖上空3500feetに上昇中
離陸前、Elianにどうするつもりと聞かれ、ひたすらトラフィックパターンの予定と言ったところ、「行って帰ってくるだけでも、訓練空域に行くべき」とのこと。一人でも、空港から離れる自信をつけた方が良いということかと思い、指示にしたがいました。一人で出かけるのは不安でしたが、いざ向かい出せば、今までと特に変わったことはなく、3,500feetまで上昇して、Lake Mathewsへ。最初は、本当に行って帰ってくるだけのつもりでしたが、せっかく行ったのだからと一通り練習してみることに。Maneuverの練習自体、久しぶりです。まずはClearing Turnをしてから、Steep Turn。30度バンクしたところでトリムを2回のElian伝授の方法でやってみました。たまにバンクが戻りそうになった以外は、左右とも特に問題は無し。次に、2,300(800AGL)まで降下してS字、360度。S字は湖東側の農道の上で、360度は西側の小屋を目印に。今日は携行GPSを持ちこんで記録を取ってみましたが、後で確認しても、自分で思っていたよりもきれいなS字と円で、これも問題なし。
訓練空域上空に到着
再び3,500に上がって湖上空でのスローフライト。ラダーの利きを自由に試すことが出来、これも問題なし。また、一人の方が安全確認のために外を見ようと思う気持ちが強まるためか、遠くの山を見てまっすぐ飛ぶことが出来ました。Stallはまだ一人でやるのは怖いと思ったのでやらず。それでもStall以外のすべての練習をすることが出来ました。
Corona空港(写真正面)のトラフィックパターンにて
20分ほどLake Mathewsで練習をした後、空港へ。ソロでトラフィックパターンから離れたことがなかったので、合流するのも初めてでしたが、他のトラフィックの位置をラジオ交信で把握しながら、なんとかエントリー。前に1機と離陸したての1機に挟まれた状態でした。前方機が見えていたので、そのままパターンをまわって着陸。滑走路のセンターの見え方を正しく把握してきたせいか、前ほどひどい着陸ではなくなってきた気がします。まだまだフレアがきれいとは言えないのですが。
ランウェイエンドにて他機の着陸待ち
今日は週末なので、Touch&Goは禁止のはず。ということで、毎回タクシーバックして離陸し直しました。合計5回の着陸をしました。離陸は、1回ソフトフィールド、1回ショートフィールドを練習してみました。ソフトフィールドは、もう少し練習が必要です。着陸は、すべてノーマルの練習をしました。2回ほどはきれいにフレアが決まったと思います。しかし、最後の着陸が今日一番のハードな着陸に。最後着陸の前、Elianの乗っているセスナがトレーニングから戻り自分の前に着陸していたので、一番ダメな着陸を見られてしまっていました。後で聞いたら、「最後は風が回り込んで追い風になっていたから、仕方ない。自分たちも全然脚が付かなくて、滑走路上をずっと進んでしまった」とのことでした。どおりで、Elian機は滑走路末端まで行っていた訳です。ということで、こちらはそこまで伸びなかったので、タクシーウェイに出たところで、こちらが先行する形となって駐機場へ。
こんな機体も見かけました。その1
2機駐機場に並んで到着しました。トーバーを使ってスポットに入れましたが、この操作がまだまだ下手でElianが出て来て手伝ってくれました。どうしてもずれたり、斜めになったりしてしまいがちです。
帰ってからElianと、今後のフライトについて再度打ち合わせ。来週末には、夜間のクロスカントリーの予定です。
こんな機体も見かけました。その2
今日のフライトは早朝だったおかげで、風は弱く助かりました。それでも上空ではガタガタとバンピーなところもありました。一人だったので心おきなく驚きましたが(笑)。フライト終了後、空港のテラスに登り、他機の着陸の勉強をしばらくしましたが、使用滑走路が逆になり、ASOS(自動天候測定放送)のラジオの風の数値も6knots、10knotsと高くなっていきました。Elianから、いずれ横風が強い日に着陸の練習をと言われていますが、ソロでは出来るだけ風は弱くあってほしいものです。私の最終着陸時は、追い風4ノットだったようです。

同乗教習:0.0時間(累計24.4時間)
:計器0.0時間(累計0.6時間)
:夜間0.0時間(0.6時間)
単独飛行:1.1時間(累計3.4時間)
総飛行時間:27.8時間
着陸回数:5回(累計106回)
:夜間0回(累計5回)
地上教習:0.0時間(累計16.6時間)

教習内容は、次の通りでした。
  • Ground Reference Maneuvering
    • 360turn
    • S Curve
  • Slow Flight
  • Traffic Pattern Works
    • Solo Flight
  • Taking Off
    • Normal
    • Short Field
    • Soft Field
  • Normal Landing

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