2011年11月17日

[PIC26]友人を連れて海まで散歩に

友人らを乗せて、セスナ172を4人乗りでフライトしました。考えてみれば、定員いっぱいで飛ぶのは、今回が初めてかもしれません。

プリフライトをすべて終えて、全員が乗り込みます。出発前にお客さんにブリーフィング。「緊急時には、不時着直前にドアを開けて下さい。ドアの開け方を試しておいて下さい」。そこで、乗客から、「ドアが開かない」との申し出が。やっても確かに開きません。反対側のドアから出て外から開けると大丈夫です。メカニックを呼んで確認したところ、ドア内部のロッドが壊れているとのこと。

機体を交換して出発する事として、再びプリフライトを全てやりなおして出発します。今度の機体は問題なく、出発。行き先は、しっかりと考えていなかったのですが、最初の目的地はフレンチバレー。途中Lake Mathews上空で旋回しながらの上昇をしました。3周ほどまわったのですが、初めてのセスナ搭乗の友人たちは、気持ちが良くなかったようでした。この辺りは良く注意しないといけないと反省します。フレンチバレーはOver the TopからRwy18のLeft Downwindに入ります。先行機がずいぶんと大きなパターンを描くので、ダウンウインドを延長して対応します。風も穏やかで、初フライトの人たちを怖がらせることもなく着陸。フレンチバレーでは、カフェで食事。機体の変更で出発が遅くなったので、お腹が空いていました。

ゆっくりと食事をした後は、海まで散歩。French Valley空港を出発したらLake Elsinoreの北側を通過して、Dana Pointへ向かいます。Flight Followingは頼みませんが、Socal Appをモニターして、状況を確認します。下にはOrtega Highwayが山肌を縫って走っています。高度を6500feetとし、Dana Point上空で北に鋭角に旋回します。先ほどの反省から、標準旋回程度のバンクとします。

El ToroVORを参考としながら、Lake Irvineを超え、John Wayne空港の管制圏の上を通り過ぎてから降下開始。急な降下は怖がらせるかと思い、500feetの降下率を維持します。そのため、直接CoronaのRwy26のLeft Downwindの45に入ることが出来ず、そのまま空港南側を東進します。Freeway215の手前で左に180度旋回して西に向かう頃、Coronaからの出発機があり、干渉しそうな位置関係に。こちらが後ろに回り込むことを伝え、見失わないように注意しながら出発機の後ろに入ります。その後は、順調に着陸までたどり着きました。

今回の教訓は、飛行機に慣れていない人と一緒の場合には、とにかくソフトなフライトを心がけること、ということでしょうか。CFIやライセンシーばかりと飛んでいたので、そうした事に気が付く良い機会となりました。プロのパイロットは旋回一つに大変な気を使うと聞いたことがありますが、その気持ちが少しだけ分かった気がします。

飛行実績:
飛行時間:1.9時間(累計146.2時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 0.0時間(累計49.9時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:2回(累計279回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)

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