2010年10月9日

操縦に関するAD&D保険

AOPAは会員限定の保険加入サービスも行っています。扱っている保険にはさまざまな種類がありますが、まず検討したのは、AD&D(傷害保険)とRLI(航空機賃借者保険)です。

保険全般の必要性については、Take off Rwy26というサイトを運営されておられるHさんの以下のページ(左側のメニューで「10.<役立ち情報>保険の話」をクリックしてください)が、大変詳しく解説されておられます。私も大変参考にさせていただきました。

AD&Dは、自身の操縦や他人の操縦への同乗における怪我や死亡による補償を行うもので、RLIは自身の操縦による他者への障害や損害の補償を行なうものです。ここでは、AD&Dについて説明を行ないます。AOPAでは、加入後(もしくは更新後)90日間のみにAD&Dに加入する事が出来るとのことで、補償額と保険料は以下のようになっています(AOPAページより転載)。


Level of Coverage
(補償額)

Annual Premium
(保険料)
$10,000 $21.50
$15,000 $32.25
$20,000 $43.00
$25,000 $53.75
$30,000 $64.50
$40,000 $86.00
$50,000 $107.50
$60,000 $139.50
$70,000 $171.50
$75,000 $187.50
$80,000 $203.50
$90,000 $235.50
$100,000 $267.50
$125,000 $347.50
$150,000 $427.50
$200,000 $587.50
$225,000 $687.50
$250,000 $787.50
$300,000 $987.50

死亡の場合は満額、傷害の場合は以下のようなルールになっているようです(以下資料より抜粋)。
満額を補償する傷害:
  • 両手もしくは両足、もしくは両目視力の喪失
  • 片手及び片足の喪失
  • 片手もしくは片足と片目視力の喪失
 半額を補償する傷害:
  • 片手もしくは片足の喪失
  • 片目視力の喪失
*手足の喪失とは、手首・足首もしくはそれ以上の喪失のこと。視力の喪失とは、回復不能な完全失明のこと。

なまなましい話ですが、このようになっているようです。

AD&D保険はAOPAのサイトからオンラインで加入する事ができ、医療検査も不要、年齢による保険料の差異もありません。 

上記の内容は、必ず各自の責任で確認してください。本記載に関して一切の責任は負いません。 

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