2010年10月13日

Renter's Liablility Insurance(RLI)

レンター保険(RLI)。これは、航空機をレンタルする人が加入する保険です。この保険は、レンタルしていた航空機の操縦中に、過失より人・物に損害を与えた場合の賠償額を保険してくれるものです。


フライトスクールでの試験は、スクールから航空機をレンタルし、インストラクターを雇って習うという形になります。スクール自体が保険には入っています(私のスクールでは最大100万ドルだそうです)が、Deduction(免責額)が$5,000とあまり安くはありません。また、総額が$1,000,000であっても、人数や一件当たりの限度額があるなどして、必ずしもすべてカバーされるとは限らない、さらに、スクールの保険はスクールを保護するためにあるため、レンターの保護が万全とは限らない、などが指摘されています。したがって、スクールの保険に関わらず、RLIには入っていた方が良いようです。

RLIを取り扱っているのは、大手として
があります。どちらの保険料率、補償内容もほとんど同じですが、唯一の違いとしては、AVEMCOには安いながら、事故の際のパイロット本人の治療費用が支払われるとなっています。
AVEMCO Renters & Borrowers Features & Benefits
Up to $5,000 for necessary medical expenses, including $100 per day in-patient hospital payments to you, your spouse, parent, or child as a result of an accident.
 この利点を理由に、私はAVEMCOの保険に加入する事にしました。どちらもオンライン上で加入できるようになっているのですが、AVEMCOはアメリカ市民以外は、オンライン申込が出来ません。そこで電話窓口に電話して、申込をしました。必要な書類としてVISAが必要との事で、メールの添付で教わった担当者のメールアドレス宛に送りました。ちなみにこのメールアドレスを教わる際、フォネティックコードで読み上げるところが、さすが航空保険の会社だと思いました。「…アット・アルファー・ビクター・エコー・マイク・・・」といった感じです。それ以降も、順調にやりとりは済み、2時間程度で加入手続きが完了し、メールで加入証のPDFが送られてきました。

これで、加入を検討している保険類のうち、AD&D、RLIの加入が終わりました。保険に関しては、補償内容や免責事項などをきちんと読むことが必要ですが、英語のこうした説明は、日本語の保険独特の用語で記載されたものより、むしろ平易で分かりやすいのではと感じます。

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