合格証書 |
1週間前に予約を入れると、月金の午前9時から11時 の間にwalk inしてくれたら良いとのことで、それでは10時に行きますと伝えておきました。そして今日の10時に会場へ。この会場は、整備の授業や整備・パイロット関係の試験会場を運営している会社でしたが、まさか空港のターミナルビル内にあるとは思わず、住所を探して空港内をうろうろ。やがてターミナルビルの番地が、調べておいた会場の番地と同じであることに気づき、ようやくビル内2Fにある会場へ辿り着きました。
受付で、「プライベートパイロットの試験を受けに来たのですが」というと、受付の女性から、必要な書類について説明を受けました。必要な書類は以下の通りでした。
- CFIのEndorsement(筆記を受ける知識を持っているという証明:Prepwareのものを使用)
- パスポート
- もう一つのID(加州の運転免許を持参しました)
- フライトコンピュータ(計算尺)
- プロッター(定規)
その後、申請用紙やクレジットカード支払用紙に記入し、受付のコンピュータ上で試験の手続きを女性がしてから、入室となりました。およそ30分ほどかかりました。試験費用は$150ですが、AOPAに加入しているため、$140となりました(CATSのみのサービスのようです)。
試験室に入ると、4人分の試験セット(デスク、椅子、パソコン)があり、隣の机では、別の人が受験中でした。部屋に入る前に受付の女性から「彼も同じ試験を受けているのよ」とのこと。机には呼び出しボタンがあり、試験を終了して退室する際にはこれを押して係(受付の女性1人ですが)を呼ぶようにという事でした。また、受付脇には監視カメラがあり、各試験机の真上、部屋を見渡す壁上からの映像が流れていました。思っていたより、なかなか厳重な感じです。ちなみに隣の男性は、私の入室後10分ほどで終了し、合格していました(少しプレッシャーになりました)。
試験はPrepwareの模擬試験とほぼ同じような形式で、女性に「この形式には慣れている」と聞かれましたが、大丈夫でした。ただし、大丈夫?と聞きながら勝手に試験開始ボタンを押していました。まあ、試験自体は60問で2時間半もあり、どうやっても1時間程度で終わってしまうものですが。順調に1時間ほどで終わり、画面上でFinishのボタンを押すと、即座に合格と点数が表示されました。95%の正解率で合格(70%以上が合格)でした。全60問なので、3問間違えた計算になります。
呼び鈴を押すと、女性が入ってきて、「コングラッチュレーション」と言われつつ、画面上でいろいろ操作をしていました。試験監督の認証を入れたり、合格の状況をプリントアウトする作業のようでした。その後、受付に戻って書類に署名をし、合格証をもらって終了となりました。
なお、Prepwareで発行されたEndorsementを使用して受験した場合は、Prepwareに合格証をメールかFAXで送る必要があります。これは、CFIがEndorsementを発行した場合は、その学生が本当に合格する実力があったかをデータとして集計するらしく(あまりに特定のCFIの学生の合格率が低い場合は、そのCFIの指導力・学力把握が問題になるのでしょう)、その状況を把握するために必要であるようです。
これで、航空身体検査・学生パイロット証、 筆記試験と、パイロットに向けての書類が少しづつ揃ってきました。早く実技に入りたいものです。
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