2010年10月2日

Written Testに合格

長いこと、AFSP(Alien Flight Student Program)のステータスが変わるのを待っていましたが、9月15日に申請、17日にProvider(Flight School)の承諾、申請料のオンライン支払をして以来、動きがありませんでした。このまま、何の動きが無いのも面白くないので、この期間を利用して筆記試験(Written Test/Knowledge Testとも表記してありました)を先に受験してしまう事にしました。
合格証書
筆記試験の会場ですが、CATSLaserGrade Computer Testingの2つの業者がCBTで実施しており、それぞれのサイトから各地にある契約実施会場を調べることが出来ます。レッスンを受ける予定のフライトスクールも試験会場になっているのですが、どこで受けても同じならと、家の近所の空港内にある試験会場で試験を受けることにしました。

1週間前に予約を入れると、月金の午前9時から11時 の間にwalk inしてくれたら良いとのことで、それでは10時に行きますと伝えておきました。そして今日の10時に会場へ。この会場は、整備の授業や整備・パイロット関係の試験会場を運営している会社でしたが、まさか空港のターミナルビル内にあるとは思わず、住所を探して空港内をうろうろ。やがてターミナルビルの番地が、調べておいた会場の番地と同じであることに気づき、ようやくビル内2Fにある会場へ辿り着きました。

受付で、「プライベートパイロットの試験を受けに来たのですが」というと、受付の女性から、必要な書類について説明を受けました。必要な書類は以下の通りでした。
  • CFIのEndorsement(筆記を受ける知識を持っているという証明:Prepwareのものを使用)
  • パスポート
  • もう一つのID(加州の運転免許を持参しました)
いずれも、電話で申し込みをした時に説明を受けていたので、持っていました。それ以外に、試験室に持ち込めるものの説明があり、
  • フライトコンピュータ(計算尺)
  • プロッター(定規)
以外のものは、一切 ダメとの事でした。ペン、計算用紙、電卓も用意していたのですが、これらは試験室に用意してあるから、ということでした。持ち込み可能物件も、一度その女性に渡し、彼女が先に試験室に持って行き、その後に入室を許される形でした。また、その他に、試験用の資料集も、会場にあるものが支給(貸与)されました。これは、使い回しで、少しくたびれたものでした(書き込まないでという指示もありました)。

その後、申請用紙やクレジットカード支払用紙に記入し、受付のコンピュータ上で試験の手続きを女性がしてから、入室となりました。およそ30分ほどかかりました。試験費用は$150ですが、AOPAに加入しているため、$140となりました(CATSのみのサービスのようです)。

試験室に入ると、4人分の試験セット(デスク、椅子、パソコン)があり、隣の机では、別の人が受験中でした。部屋に入る前に受付の女性から「彼も同じ試験を受けているのよ」とのこと。机には呼び出しボタンがあり、試験を終了して退室する際にはこれを押して係(受付の女性1人ですが)を呼ぶようにという事でした。また、受付脇には監視カメラがあり、各試験机の真上、部屋を見渡す壁上からの映像が流れていました。思っていたより、なかなか厳重な感じです。ちなみに隣の男性は、私の入室後10分ほどで終了し、合格していました(少しプレッシャーになりました)。

試験はPrepwareの模擬試験とほぼ同じような形式で、女性に「この形式には慣れている」と聞かれましたが、大丈夫でした。ただし、大丈夫?と聞きながら勝手に試験開始ボタンを押していました。まあ、試験自体は60問で2時間半もあり、どうやっても1時間程度で終わってしまうものですが。順調に1時間ほどで終わり、画面上でFinishのボタンを押すと、即座に合格と点数が表示されました。95%の正解率で合格(70%以上が合格)でした。全60問なので、3問間違えた計算になります。

呼び鈴を押すと、女性が入ってきて、「コングラッチュレーション」と言われつつ、画面上でいろいろ操作をしていました。試験監督の認証を入れたり、合格の状況をプリントアウトする作業のようでした。その後、受付に戻って書類に署名をし、合格証をもらって終了となりました。

なお、Prepwareで発行されたEndorsementを使用して受験した場合は、Prepwareに合格証をメールかFAXで送る必要があります。これは、CFIがEndorsementを発行した場合は、その学生が本当に合格する実力があったかをデータとして集計するらしく(あまりに特定のCFIの学生の合格率が低い場合は、そのCFIの指導力・学力把握が問題になるのでしょう)、その状況を把握するために必要であるようです。

これで、航空身体検査・学生パイロット証、 筆記試験と、パイロットに向けての書類が少しづつ揃ってきました。早く実技に入りたいものです。

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