渋滞中 |
今日は、点検後スクールに戻って、まずはコミュニケーションについて地上レッスンを受けます。ホワイトボードにMarlonが書き込むので、それを写しながら、ときどき質問をしていきます。実は、テキストなどですでに知っている内容なのですが、確認の意味を込め、またその場を盛り上げるため、あえて知らないふりをしながら質問を時々入れてみます。基本的に、交信も普段の電話と代わりがないとのこと。
- Who are you talking to?
- Corona Traffic, Riverside Tower
- Who are you?
- Cessna 11630
- Where are you?
- Altitude(35oofeet), then Lateral(Over Lake Mathews, 5miles SE of Airport)
- Where are your intentions?
- Inboud to land with Info B, Transition to NE to SBN
- Who are you talking to again?
- Corona Traffic, Riverside Tower
離陸操作
その後、出発。初めて、しっかりとした形で離陸を任されました。前々回に、スタンディングテイクオフで、滑走直後に大きく蛇行してコントロールを取られてしまいましたが、今回はローリングテイクオフのせいか、あまり乱れずにセンターライン上を直進できました。まだまだ、ラダーの使い方に課題があるようです。
離陸後のランウェイヘディングを維持するのが難しいです。操縦パネル中央上部に小さな鏡がバックミラーのように付いていて、それで後ろを確認すれば良いとのことなのですが、鏡が古ぼけて小さいこと、後ろの窓がやはり古くて細かな傷で見にくいので、あまり良く分かりません。なので、時々後ろを振り返るのですが、左に曲がっているような気がして、右に修正をしました。ところが、降りてから記録モードにしていた自分のGPS端末で確認すると、離陸後徐々に右に曲がってしまっていました。これは、次回にでもMarlonに確認をしてみたいと思っています。
その後は、普通の上昇、旋回、レベルなので問題なくクロスウインド、ダウンウインドと回ってから訓練空域へ。訓練空域では、まずフードを付けてMarlonの指示の通り、レベル、左右旋回、上昇・下降、合わせ技と繰り返します。出発前に、計器のスキャニングの話しもレクチャーされていました。
- Racetrack 円を描くように計器をスキャンする
- Radial Attitude Indicatorを中心に、他の計器と見比べる
- V-Scan ポイントポイントでスキャンする
Rectangular Course
次に、レキュタンギュラーコースの練習をしました。これは長方形を描きながら飛ぶというものですが、ここで空港でのコミュニケーションの練習をあわせて行ないました。2500フィートで長方形を飛行しながら、クロスウインド、ダウンウインド、ベース、ファイナルに見立てて、それぞれで必要な交信の内容とタイミングを発声練習させられました。これは、昨日の車中で練習しておいたせいか、また覚えている通りのことを言えばよいだけなので、特に問題はありませんでした。Marlonからも「Awsome」の連発をもらい、気持ちよく終わることが出来ました。
トラフィックパターン
その後空港に戻り、トラフィックパターンの練習。ダウンウインドに入ったところから、コミュニケーションを任されました。操縦もサポートを受けながらも初めて着陸まで行ないました。ということで、交信をしながら操縦して着陸するという、いきなりの洗礼を受けることになりました。まだ、かなりのサポートを受けているので、一人で着陸できたという実感はありません。その後、タクシーしてから再度離陸へ。タクシー中には、ブレーキの練習を何回かしました。タクシーはだいぶ慣れてきたものの、急に止まろうとすると、左右のブレーキの効きの違いで、どうしても左を向いて停止してしまうので、それを直すように教わりました。コツは、ブレーキをゆっくりとかけること、だそうです。確かに。また、再度の離陸のためのタクシー中は、トラフィックパターンにも注意を向け、スムーズな離陸につなげられるように、とのこと。さらに、つい時々スロットルから手を離してしまう点は、ずいぶん注意を受けました。
次の離陸時は、ベースに1機進入中で、これは着陸まで待つのかと思ったら、「そのまま行こう」ということで、ローリングテイクオフへ。じわじわと加速したいたら、速やかにフルスロットルにするようにといわれながらも、何とか自力で離陸しました。今回も離陸後は左に曲がっている気がして右に修正しましたが、後で軌跡を確認すると右にずれていました。確認方法を工夫する必要がありそうです。トラフィックパターンすべての交信を任され、まちがってセスナトラフィックと言いそうになるも堪えながら、1500フィートMSLでダウンウインドを飛びますが、若干滑走路に近づいてしまったようで、特にアビーム通過後に並行に飛ぶことを意識しないといけないようです。トラフィックパターンはやるべきことが多くて、かなり忙しい感じです。これを、手際よく行い、さらに着陸までの操作をするわけですから、これは大変だと思いました。2回目の着陸は、減速の処理がうまく出来ず、フレアをかけてからの滑空がだいぶ伸びてしまいました。ブレーキをいつものように緩めにかけたこともあり、最後の誘導路から出ましたが、「どこで出ても良いけど、これより先はないから」とMarlonに笑って言われました。再度タクシー中のブレーキの練習をしながら、駐機場に戻りました。
エンジン停止後に、駐機場所にトーイングバーで押し入れて終了なのですが、細かな話しですが、このトーインイングもいつもオーバーシュート気味なので、もう少し早めに操作するようにしたいところです。
今日は、スクールでの教習もあったので、地上教習時間は0.4時間となりました。いつも思うことですが、いつも料金精算を終えた後でも、Marlonは少し質問すると時間に関わらずとても熱心に解説してくれます。前回は、10分以上、説明を続けてくれました。こういう点、本当に良心的な人物だと思います。
同乗教習:1.1時間(累計7.5時間):内フード0.2時間(累計0.4時間)
地上教習:0.4時間(累計3.1時間)
着陸回数:2回(累計9回)
教習内容は、次の通りでした。
- Taking Off
- Hood Flight
- Ground Reference Maneuvering
- Rectangular Course
- Power on Stall
- Traffic Pattern
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