はじめに、プレフライトインスペクションの際に、ピトーヒートが効きませんでした。これは一大事と思い、伝えましたが、今日は天候も良いからまあ良いだろう、とのこと。それで良いのかなあと思いながら、他のチェックは完全に終わりました。
チェック後、スクールに戻って、これまでの練習状況を尋ねられ、ストール、エマージェンシーに関しては、手順を尋ねられました。これまで1,2回ずつやっただけなので、うろ覚えの所もあり、思い出しながら答えつつ、今日の練習内容をまず確認。今日は、スローフライト、パワーオフ・オンストール、エマージェンシー、パターンワークとのこと。
離陸は、完全にまかされましたが、滑走の際、速度が40mph程度で速度増加がとてもゆっくりになりました。 そのままどんどん滑走が続きます。ようやく55mphに達したので、操縦桿を引くと、順調に登って行きます。しかし速度は55mphのまま。気温は摂氏19度なので、それほど高い訳でもありません。速度を増加させるため、ピッチを抑えると、驚くほどに上昇しません。それなりに、クロスウィンド、ダウンウインドと向かいますが、速度に合わせると、機体が全く上昇しなくなりました。失速しない限りピッチ優先で行こうといわれ、ピッチ5度で60mph程度にすると、500f/m程度で上昇していきます。3500フィートでレベルオフ、2400rpm程度にパワーセッティングしますが、普段90-100mphまで加速するところが、80mphで安定してしまいます。この辺りでElianが「Airspeed Indicator」がおかしいようだ、とのこと。しばらく彼が操縦して試していましたが、おかしいことを得心しています。どうも速度が出るにつれ、10-20mph低く表示されるようです。
このまま帰還するかと思いきや、「しばらく練習を続けよう」とのこと。 「外の景色の情報で飛行する良い練習になる」とのこと。そのまま、スローフライトからパワーオフストール、次にパワーオンストールをした後、さらにエマージェンシーと一通りやりました。今日は、訓練空域も混み合っていたため、住宅もある地域上空での訓練となったため、以前ほど低空まで降りるまでにゴーアラウンドの指示がありました。
訓練が一通り終わると、「それでは、空港に連れて帰ってくれ」という事で、2000フィートで空港へ。今日は日曜日のせいか、トラフィックが多く、無線も込み合いがち。また、Unicomなので、いろいろな交信が混ざり、定型でない通信も多く聞こえます。こういう時の交信の仕方が分かりません。結局、Elianがサポートしてくれ、定型の交信だけを行ないましたが、もっと慣れる必要がありそうです。速度計が信用できないので、おっかなびっくりで着陸(もちろんElianの補佐付き)まで。速度が早めだったようで、若干バルーン気味になってしまいました。
これで今日は終了かと思いきや、そのままもう一度という事で、タクシー中にもトラフィックに気を配りつつ、離陸へ。少しずつ離陸は慣れてきた気がします。ただし、速度計は相変わらず信用できません。時々、注意がどこか欠けてしまうのをElianに注意されながら、再度の着陸へ。今回は、Elianが主導的になりながら、ポイントを指摘してくれました。
今回のフライトは、Marlonとは随分勝手が違い、戸惑いを感じることが何回かありました(例えば、Marlonはランナップに向かう途中にASOSを聞きますが、Elianは聞き終わるまでに動き出すと注意されました)。それでも、特定のインストラクターとだけうまく飛べるのではダメなので、誰とでも自分のペースで飛べるようにならなければならないのだと思います。
今回の飛行時間は0.9時間、速度計の故障もありますが、Elianは早めに終わる癖があるかもしれません。「1回当たり1.5時間飛べば十分」とも言っていましたし。到着後は、スローフライト、ストールについて、細かく説明を受けました。スローフライト、パワーオフストールは何回かぶりで手順があやふやになってしまっていたので、しっかりと整理し直すことが必要だと実感しました。
同乗教習:0.9時間(累計8.4時間)
地上教習:0.3時間(累計3.4時間)
着陸回数:2回(累計11回)
教習内容は、次の通りでした。
- Taking Off
- Slow Flight
- Power off Stalll
- Power on Stall
- Emergency
- Landing
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