2010年11月9日

今日は地上で[グラウンドスクール02]

今日も飛ぶぞと思って出かけましたが、Cumulus系の雲が発達しており、さらに少し風が強い気がしました。だからなのか、Elianが今日はGroundをしようと言ってきました。飛べないことを少し残念に思いながらも、断る理由もないのでしたがいました。

今日の地上教習の内容は、航空力学、エンジンについてでした。
  • 機体に働く4種類(Thrust, Drag, Lift, Weight)の力
    • レベルフライトなど動きに変化が存在しない時は、それぞれの力は釣り合った状態である
  • 2種類のDrag
    • Parasite Drag
    • Induce Drag
    • 二つの合力の最小時がBest Glideとなる
  • Parasaite Dragを構成する3種(form drag, skin friction, interference drag)
  • 機体の挙動に関する4つの力(Left Turn Tendency)
    • P-factor (ピッチ)
    • Torque(プロペラの回転と反対方向にロールする挙動)
    • Spiral Slip Stream(プロペラウォッシュが垂直尾翼左側を押す挙動)
    • Gyroscopic Precession(ジャイロの回転方向90度に反作用が起こること)
ここで、スクールで飛行機の模型を使っての説明から、駐機中の航空機の前に移動して、実際の翼を使っての説明になりました。
  • 失速
    • 失速は翼の内側から発生して外側に広がる
      • 翼は外側の方が、上弦下弦の差が大きくなるようになっている
      • 機体によっては、失速を発生させる部品がleading edgeに付いているものがある
      • 外側にエルロンが付いているので、完全失速まではエルロンが効く
  • Adverse York
    • 旋回は左右翼のLiftの違いによって生じるが、Dragによって、一度反対方向にYawの動きが発生する
さらに、格納庫に移動して、オーバーホールで取り外されたエンジンを見ながら、Horizontal Opposite(水平対向)な4Cylinder(気筒)エンジン、スパークプラグ、マグネトーなどの部品を実際に見せてもらいました。また、スクールのメカニックにも初めて会いましたが、長身細身の生まじめなおじいさんという感じで、信頼がもてる感じでした。マグネトーは、エンジン起動時と高速時


という訳で、最初は、Written Testも受かっているし、Goround Schoolをやる必要があるのかと思っていましたが、しっかりと理解していなかった知識をはっきりと確認できたこと、実際の機体やエンジンで説明を受けられたのは良い経験だったと思います。これらを、今後のフライトで活かすことが出来れば良いのですが・・・。


同乗教習:0.0時間(累計8.4時間)
地上教習:1.9時間(累計5.3時間)
着陸回数:2回(累計11回)

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