訓練機 |
スローフライト、パワーオンストールは問題がありませんでしたが、パワーオフストールからの立ち直りの際の上昇が弱いとの指摘を受けました。ストールした際は、「とにかく上昇が鉄則」だそうです。つい、速度回復に気をとられてしまう癖があるようです。それにしても、最初の頃はストールを恐れていましたが、今はそれ自体は問題はないと感じられるようになっています。また、揺れに対しても、いつの間にか耐性が出来ているような気がします。こうした事を実感できるのは、1週間ぶりのフライトのせいでしょうか。
エマージェンシーは、先に書いたエンジン再始動の手順以外は、特に問題はありませんでした。飛行機はエンジンがとまっても、地上2000フィートでも、3,4分程度は時間があるので、その間に落ち着いて準備すれば、不時着もしっかり出来るのだなあと改めて感じます。
訓練機のコクピット |
リバーサイドは、だだっ広いChinoよりも感覚がつかみやすい気がしました。ただしRunway27のエンド付近がかなりの上り坂になっており、怖い気がしました。トラフィックパターンでは、Elianが自分のiphoneをいじりだしたりしていたので、多少安定して来ているのだろうと自分でも感じました。Riversideでの着陸は6回やりました(5回はLeft Traffic Pattern、1回のみタワーからの指示でRight Traffic Pattern)が、うち1回は完全に自力で気持ちよく着陸できました。「滑走路のエンドを通過してパワーをアイドルにしたら、滑走路の先端を見て操縦桿の引きを調節すること」、これは何度も言われて頭では分かっているのですが、その場になるとつい近い地面を見てしまうのですが、上手くいった時は確かに滑走路の端を見ていました。
その後、Chinoに戻っていくと、45度エントリーの手前で先行機を視認しました。ラジオのアクセントから日本人パイロットのようです。「セスナ152」と言うコールサインでした。向こうも訓練生か分かりませんが、心の中で「お互いがんばりましょう」を思いながら、後をついてNo.2で着陸しました。相変わらず、ハードなランディングになってしまいましたが。
今後の課題としては、先行機がいる場合のExtendの際の高度処理やフラップのタイミング、ラジオ交信のバリエーションを広げること、そして何よりも着陸の質を高めることが必要だと感じています。着陸に関しては、Elianからは「本当にもう少しのところまできている」と言われていますが、自分としては、何かつかんだような気はするものの、まだまだ練習が必要な気がしてなりません。
最後に、Elianから「First Soloが近いのだから、早くPre-Solo Written Testを提出するように。Soloを終えたら、もっと高度な練習をしよう」と言われました。励ましとして、ありがたく受け取っておきました(笑)。
同乗教習:1.4時間(累計12.4時間)
地上教習:0.2時間(累計6.1時間)
着陸回数:7回(累計34回)
教習内容は、次の通りでした。
- Slow Flight
- Power off Stall
- Power on Stall
- Emergency
- Traffic Pattern Works
- Taking Off
- Landing
0 件のコメント:
コメントを投稿