2010年11月26日

強風につき・・・[グラウンドスクール04]

今日はThanks Giving dayですが、スクールは普通にやっているようです。というか、このスクールは年中無休のようです。今日は祝日にふさわしい快晴です。しかし、空港に着くと風が強い事に気が付きました。 PCで確認すると、かなりの数字です。

Wind: 060 @ 19 (G 26) kts 
Visibility: 10.0
Sky: Clear
Temp: 15.5°/-20.0° 
Altimeter: A3019

一応Pre-Flight Inspectionをしておこうと思いましたが、飛行機に近付くとタイダウンしてあっても突風で揺れています。これは無理だろうと思いスクールに引き返し、Elianの到着を待ちます。Elianも到着次第、「Soloの後なら、この風の中を飛ぶのは良い練習だろうが、今はまだ意味がない」とのことで、そのままGround Schoolになりました。
今日の内容は、これまでのおさらいという感じで、繰り返しの内容もありましたが、より具体的な話が多く出てきました。飛行機所有権の話(アメリカのシチズンシップが無いとNナンバーの期待は所有できないそうです)、トランスポンダーの話(トランスポンダー無しでClassCに入るには、あらかじめ電話しておけば、たいていOKとのこと)、空域の話からディズニーランドのTFR(一時的な飛行制限)の話(ATCに話すと通過させてくれる事が多いそうです)、Right of Wayからバードストライクの話(鳥より人間にRight of Wayがある)など、現実で役に立ちそうな話を多く聞くことが出来ました。

バードストライクでは、プロペラは鳥との衝突に耐えうること、当たってしまいそうな場合は風防は避けて翼に当てた方が良い事などを教わりました。Elianも一度だけ当てたことがあるそうです。

それ以外にも、Alititudeの種類(Indicated, Pressure, Density, Absolute, True)、Airspeedの種類(Indicated, Calibrated, Equivalent, True)、AirspaceのClassなど、分かっていても英語で説明するのはなかなか難しい内容で、最終の口述試験の練習にもなったのではないかと思います。口述に関しては、練習している機体についても詳しく聞かれるそうで、エンジンの種類、型式、構造などについて、これも英語で説明できるようにする必要がありそうです。
  • Carburetor Equipped
  • Horizontally Opposed
  • Air Cooled
  • Normally Aspirated(not turbo/super charged)
  • Direct Drive (propeller mounted directly to the crankshaft)
  • Continental O-200-A; 100hp
200=気筒の容積(単位inch:約3.2ℓ)、気筒の容積を半分にしたものがhp(馬力)になるなどは、初めて知りました。

途中からElianはジプロックに入れた豆を取りだして、二人でむしゃむしゃ食べながら授業は進みました(笑)。2時間近くの話の終わりに、次回は、Soloをやってもらう予定との話がついに出ました。3回着陸してストレートにうまく決まればという条件付きでしたので、次回の着陸の出来次第なのですが。それでも、いよいよその時が近付いてきたかという感じです。また、さすがにGround Schoolも多いとみえて、次回は天気が悪かったらキャンセルの連絡をする、との事でした。穏やかな天気でFirst Soloを迎えたいものです。

スクールはサンクスギビング&強風で人は少なかったですが、そこにいる全員に「Happy Thanksgiving」と言って、スクールを後にしました。

同乗教習:0.0時間(累計16.6時間)
地上教習:1.9時間(累計10.8時間)
着陸回数:0回(累計56回)

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