2011年1月19日

初のソロクロスカントリーへ[フライトトレーニング24]

今日は、朝一番にスクールに来て、初めてのソロクロスカントリーを行いました。Elianには昨日にフライトログをチェックしてもらい、Endorsementをもらっていました。今朝は天候が悪ければElianから行かないよう連絡が入ることになっていましたが、Haze(もや)がかかっているものの快晴で、飛行には問題の無い天候でした。
出発直後
飛行前点検では、前回に引き続いて水の混入が見つかり、水が見えなくなるまで、サンプリングを繰り返しました。時間をおくとまた小さな水泡が混入しているのが見つかり、出発時間を遅らせて様子を見ました。いよいよ水泡が出なくなったのを確認して、いざ出発。
Lake Perris上空
離陸して、クロスウインド、ダウンウインドと旋回しながら上昇していきます。今日は行きのレグでは5500feet、帰りは6500feetまで上昇します。また、行き帰り共、SOCAL APPにコンタクトしてFlight Followingを頼みます。ダウンウインドミッドフィールドで変針し、一呼吸おいてからSOCAL APPを呼び出します。
「Socall Approach, Cessna 11630 request」
「Cessna 11630, go ahead」
「Cessna 11630, over 91/15, 2500, request flight following to Ramona airport, taking 5500」
「Cessna 630, squawk 2705 and ident」
「2705 and ident, 630」
「Cessna 630,  radar contact, 4 miles west of Lake Mathews」

このような感じのやり取りをして、Flight Followingを確立します。一度確立すると、目的空港が視認できるポイントまで、周囲のトラフィックなどの情報を教えてもらえます。また、APPのセクターの引継ぎもIFR機のように行ってもらえます。
Ramonaに向けて降下中
ナブログで割り出された方位にしたがって、飛行していきます。が、次の地点が見えていますが、問題が2つ。1つは方位がどうもナブログで計算したものと違ってしまっていること、もう1つは経由地を飛行するときに多少オフセットしないと真正面だと見えないことです。方位の問題は、どうも風が予報と違う角度から吹いているようです。それでも、経由時間は計算どおりで、ナブログに離陸から各経由地点の通過時間を記入していきますが、ほぼ計算どおりになりました。
Canyon Lake、Temecula、I-15 @ San Luis Riverと超え、最後は目印となるものが無い区間を飛んでRamona空港に到達します。そこで思い出したのがGPS。普通のGPSなのですが、GMAPAIRという地図を購入して、空域が表示できるようにしています。これに、今回のルートを打ち込んでおいたので、試しに見てみると面白いほど分かりやすい。ズルと言えばズルですが、事前にElianに使っても良いか聞いていたので、まあ良しとしましょう。目視だけとは安心感が全く違います。今日は特にHazeが濃く出ているので、地表付近は視界が悪くなっています。APPからは「Airport insight?」と聞いてきますが、もともと分かりにくい空港なので、全く見当が付きません。が、GPSでは7マイル先と出ているので、あのあたりと検討をつけて「Airport insight」とコール。そうしないと、空港のATISを聞いてコンタクトに間に合いません。
帰路、Temecula上空
Flight Followingが終了し、Ramonaタワーにコンタクトする直前に空港がはっきりと視認できました。野原の中に管制塔が浮いています。そのまま右パターンでのRwy27への進入を許可されました。しかし、コールサインの後ろ3桁が全く同じ機体が先客でおり、混同に気をつけてとの注意が。向こうはパイパーなので助かりましたが、同じセスナだったら面倒なところでした。無事にトラフィックパターンに入り、ファイナルになっても着陸許可が出ないので、こちらから確認しました。
「Ramona Tower, Cessna630, Did you give me clearance to land?」

許可をくれたので着陸。少し高めのアプローチになり、その上左に流されましたが、あまり気にしない事にします。

そのまま、タクシーバックして、Rwy27から再び離陸。今度は6500feetでCoronaに戻ります。先ほどと同じようにFlight Followingを要請します。GPSの便利さを知ってしまってから、ついつい見てしまいますが、出来るだけ地図と景色を見比べてナビゲートするようにしました。特に問題なく飛行して、いざ降下しようとしたところ、

「Socal App, Cessna 630, request VFR decend」
「Cessna 630, traffic 6 o'clock 4 miles 5500feet, standby descent」

ということで、降下を待てとの指示が。真後ろなので目視出来ませんが、同じ方角なのか、なかなか降下の許可が出ません。ようやくトラフィックが4時の方向に移ったとのことで、降下を開始。降下率を600feetと高めにしますが、それでも高すぎのようです。仕方がないので360旋回を行なって距離を稼ぎつつ降下します。
Lake Mathews横にて
その後、Coronaでは3機編隊が次々に離陸するなど、予想外の事態に見舞われつつも何とか、45、Downwind、Base、Finalとまわって着陸。若干バルーン気味になりましたが、Elianに言われたことを思い出し、頑張って操縦桿をそのままの姿勢で保ち続けました。着陸後は、トラフィックパターンでもと思いましたが、長旅の疲労がある気がしたので、素直に駐機場へ向かい、エンジンカット。往復で1時間48分のフライトになりました。

同乗教習:0.0時間(累計25.6時間)
:計器0.0時間(累計0.6時間)
:夜間0.0時間(0.6時間)
単独飛行:1.8時間(累計5.7時間)
総飛行時間:31.3時間
着陸回数:2回(累計114回)
:夜間0回(累計5回)
地上教習:0.0時間(累計19.0時間)

0 件のコメント:

コメントを投稿