2011年4月17日

C172トレーニング第2弾

1ヶ月ぶりに、トレーニングをしてきました。
C172を単独で乗れるための練習ですが、今日の期待はC172F(1965年製)です。また、インストラクターもこれまでお世話になっていたElianが転職したため、Eddieになりました。
C172F(Check Rideの日に撮影したもの)
さすがに1965年製は、特にコックピット回りは年季が入っていました。ただし、エンジンはつい最近換装したばかりの新品で、40時間程度しか回っていないものでした。「この機体はずいぶんとクラシカルですね」と言うと、Eddieは「そう言い方もあるね。別の言い方では古いって言うけど」とはっきりとした表現で答えました。
クラシカルなコックピット
それでも飛んでしまうと、それほど古さは気にならなくなります。ただし、前回飛んだC172Rとは違い、ずいぶんと操縦の感覚が軽く、またパワーも少ない気がします。どちらかというとC150よりも力ない印象を受けました。キャブレターヒートであることと、150hpなこと(C172Rは160hp)でこれだけ違いがあるとは、という感じです。

今日は、苦手な気がする西風のためRwy7からの離陸、まずはLake Mathewsに向かいます。Steep Turnを左右360度、Power Off Stallを2回したところで、Eddieが「エンジンが震えている」と言い出しました。言われてみると、確かに低周波の振動が少しあり、またエンジン温度がかなり高くなっているのに気が付きました。「すぐに戻ろう」ということで、まっすぐCoronaへ戻ります。着陸して再度Runupを行ったところ、状況が改善していました。時間があるのでタッチアンドゴーをしようということになり、トラフィックパターンを回ります。Rwy7を使っていますが、横風が強く、時々吹流しが真横になります。タコのようにふらつき気味の機体を操縦して、滑走路の中心へ持ってきて着陸させます。フレアはC150より多少強い感覚です。C150では、着陸時にストールホーンがなることはありませんでしたが、C172はフレアの時に鳴り出します。
クラシックカーのような内装(ベルトは2点式!)
4回ほど回ったところで時間となり、今日はここまで。「とても良く飛ばせてるよ」と言われますが、「まだまだC172を飛ばす自信はないなあ」と答えます。「Instrumentに興味はあるの?」と聞かれ、「興味はあるけど、まだ分からない」。また、来週も練習するので、その時はInstrumentの練習も少しやろうということになり、本日のトレーニングは終了しました。エンジンの調子ですが、オイルが多少少なかったのと、31度の気温で、オーバーヒート気味だったのではないかということでした。

追記1:
インストラクターのElianは、Long Beachにあるコーポレートジェットでの採用が決まったとのこと。まだ22歳でキャリアがスタートしたと思うと、すばらしいことだと思います。

追記2:
先日のC150の事故ですが、乗っていた2名のうち、1名はすでに退院したとのこと。もう1名は顔の骨を折っており、入院が必要な状況だそうです。「クレイジーな操縦だった」とのことですが、こんなことがあってもスクールは相変わらず明るくにぎやかなのは、いかにもカリフォルニアといった感じでした。

飛行時間:1.2(累計54.0時間)
:PIC時間0.0時間(累計7.6時間)
:夜間0.0(累計3.1時間)
着陸回数:5回(累計167回)
:夜間0回(累計10回)

0 件のコメント:

コメントを投稿