昨晩の天気予報では、「明日は平年より寒い日になるでしょう」と言っていたので嫌な予感はしていたのですが、朝起きると雲が低いのに気がつきました。一応、晴れるかもしれないと期待しつつCoronaに向かいますが、空港のASOSはCeiling 3500と言っています。行きは5500、帰りは6500は取るつもりなので、これは厳しそうです。実際に空港につくと、状況は一層悪く、3500AGLではなく、3000MSLといった状態になっていました。
新しいC150ですが、1971年製のC150Lでした。スクール自身が、リファービッシュすると言っているだけあり、手入れがこまめにされているところと、けっこう酷い状態のところが混ざった感じです。特に内装の壁・天井材の状態は酷く、プラスチックに穴が開いたり裂けたりしてしまっています。一方で、ドアや窓、計器類はしっかりと整備されており、よほど見かけを気にしない人が前の持ち主だったのかもしれません。ただ、操縦系統には何の問題もないようで、チェックを終えてエンジンをかけると、力強い音が響きます。
内装は痛みが目立ちます |
空は雲低が3500feetほど。Lake Mathewsで3500の予定を3000としますが、それでも時々雲にかかってしまいそうな感じです。湖の上で何となくマヌーバをやりますが、何となく狭苦しい感じがします。雲から距離を取るため、100~200feetほど降ろして回ります。しばらく飛んでいると、Coronaであとから出発準備をしていた機体からコールが。2000feetで練習空域に進入中とのこと。2000だと、湖面から500feetほどしかないはずです。こちらも高く上がりたいですが、雲に抑えられておりどうしようもありません。Riversideの方向は、さらに雲が低く、これ以上雲低が下がった場合を考えると、行く決心がつきません。
パネルは特に問題はありません |
先行機に続いてファイナルに入ると、先行機が滑走路から出て行くところでした。ところが、もう少しでクリアラインを超えるといったギリギリのところで、誘導路で止まって動きません。一瞬、ゴーアラウンドも考えましたが、十分に距離がある(滑走路自体からは完全に出ている)事を確認して、そのまま進入を継続しました。今から思えば、大事を取ってゴーアラウンドするべきだったかもしれません。ただしその後、後続機も同じような状況で着陸してきました。
先行機が立ち往生している誘導路の次の出口から出て、ランウェイのクリアを宣言します。タクシーバックしようとすると、先行機が邪魔な場所に止まったままです。さらにエンジンまで切って、2名が降りて機体を確認しています。手前で停止してしばらく様子を見ていましたが、1名の乗員が手で誘導してくれたため、最徐行で当該機をかわして駐機場のわきを通って抜けていきます。今日は合計で5回の着陸を行ないました。すべてフルストップです。週末はCorona空港はタッチ&ゴーは禁止ですし、それでなくてもこの長さでやるのは、あまり好みではありません(先日の事故も無理なタッチ&ゴーが原因の一つと見られています)。
このパイパーもトラフィックをまわって練習していました |
クロスカントリーの予定はつぶれましたが、スクールの新しい導入機を試すには良い機会だったかもしれません。これで合計2機種計6機の機体を操縦した事になりますが、機種や機体ごとの違いがだいぶ分かってきたような気がします。次こそは、久々のクロスカントリーに出たいと思います。
飛行時間:1.2(累計58.1時間)
:PIC時間1.2時間(累計11.5時間)
:夜間0.0(累計3.1時間)
着陸回数:5回(累計181回)
:夜間0回(累計10回)
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