2011年6月27日

[IFR02]フードフライトは汗かきます

前回の第1回のInstrumentのトレーニングから11日ぶりに、ようやく2回目のトレーニングとなりました。今回からは、インストラクターに指定したMikeに習い始めます。Pushして教えるというJaredも良かったですが、このスクールで初めて一緒に飛んだMikeも捨てがたいものがあります。Jaredが鬼軍曹ならば、Mikeは柔和なおじさんといった感じです。

まずはグラウンドとして、これからの学習方法等について説明を受けます。かなりシステマチックなメソッドをもっているようで、なかなか良さそうな気がします。今回は簡単な説明だけという事で、今日のフライト内容を打ち合わせしてから、飛行機へと向かいます。Du Boisでは、3時間を1単位として、Ground1時間、Flight1.5時間を標準的なパターンとしているようです。それでも、飛行機とインストラクターはセットで3時間押さえてしまうので、おおらかと言えばおおらかな方法です。

Before Flight Inspectionを行なってからMikeを呼びに行き、出発します。少しずつチェロキーやChino空港に慣れてきた気がします。それでもTowerがあること、滑走路が複数あるのでATCのやり取りは気を使います。空港を離陸してしばらくは2500feetでOntarioのClass Cの下をくぐり抜け、フリーウェイ91を超えてからLake Mathewsの訓練空域へ向けて上昇します。

この辺りでフードをかぶり、あとは言われるままの高度、方位をひたすら飛び続けます。この辺りはよかったのですが、問題のストールが全く決まりません。パワーオフストールを2度練習して、Mikeがお手本を見せ、さらにもう一度練習しますが、方位が安定せず、さらには手順が滑らかにいきません。チェロキーのトリムの取り方がまだ慣れていない事、フードをかぶるので感覚が違う事が理由かもしれませんが、口惜しい限りです。Mikeの発案で、一度スローフライトを行なって体制を立ててから再度のパワーオフストール。これまでよりは少し良くなりましたが、まだ方位のブレがあります。

続いて、B-Patternと呼ばれる基本パターンを学ぶためのコースを飛びます。初めて聞いた名前でしたが、練習方法としていくつかの所で取り入れられているそうです。Jeppssenの教本には出てきませんでしたが。これをMikeの指示にしたがって行ないます。これもそれほどの問題はありませんが、多少高度を維持するのが難しく感じました。やはりトリムの取り方が慣れていないのが影響している感じです。

その後、再びChinoへ向かい、Base上でフードを取って良いとの指示。着陸は、設置直前にかなり大きなバルーニングを起こしてしまい、Mikeがリカバーしてくれました。気がつけば、じっとりと汗をかき、いままでになかった疲れを感じます。前回もそうでしたが、これだけフードを付け続けると、どうも疲労が激しいようです。 スクールに戻ると、教室でMikeとデブリーフィング。今日の改善すべき点について、説明を受けます。ストールについては、手順をしっかりと守るようにとの話。それ以外は、まあまあと言うことでした。

良かったのは、「Funではなかったけれどためになった」と言ったところ、Mikeが「練習はFunでなくてはいけないよ」と言ったことです。Funでなかったというのは言い過ぎかもしれませんが、確かに楽しまないといけないと思います。

Kudjoも同じ時間に練習を受けており、前後にお互いの進行状況を話し合いました。なかなか順調のようで、自分も頑張らなければと思います。 

飛行実績
飛行時間:1.5(累計75.7時間)
:PIC時間0.0時間(累計26.5時間)
:Instrument 1.0時間(累計1.7時間)
:Instruction 1.5時間(累計2.6時間)
:夜間0.0(累計3.1時間)
着陸回数:1回(累計202回)
:夜間0回(累計10回) 

グラウンドスクール:
内容:今後のグラウンドスクールについて
:Syllabus
0.3時間(累計1.2時間)

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