2011年6月28日

[IFR03]Mike歯痛によりダウン

今朝は朝一番でスクールへ。Mikeとの2回目のトレーニングです。しかし、スクールに着くと浮かない顔のMikeが。理由を聞くと、すごい歯痛だそうです。今日はフライトは無しかと思うと、逆で、むしろグラウンドの方が辛いとのこと。という事で、早速Pre Flightを行なって飛び立ちます。Chino空港にもだいぶ慣れて来ました。日本人教官が経営するスクールのハンガーがDu Boisのすぐ近くにあることも分かりました。今日も日本人らしい人たちがいるのが見えました(当然ですが)。

P-Taxiwayを経由する場合はハンガーの立ちならぶ道の途中で左折しないといけません。ところが、ハンガーは全て同じ形で、どこで曲がるかが分かりにくいのです。ハンガーには番号が振ってあるのですが、いつも控え忘れてしまいます。チャートにも記載が無いので、混乱しますが、今日初めて960の手前を曲がると記憶する事が出来ました。

今日の機体はN5800Uで、この機体にはデジタル計器が装備されています。分かりやすいような、機能が多くて分かりにくいような計器ですが、オルタネーターを確認しろと声まで出しました。どうやら、地上電源受電スイッチが入ってしまっていたようです。このスイッチ、Mikeに出発前に尋ねたのですが、何だかわからないから、触らないでおこうと話していたものなのですが、ようやく意味が分かりました。このしゃべる機能、その後もストールの練習の際も、速度に注意などと冗舌でした(地上に降りてから、MikeがLouにこの機能をオフにする方法を真顔で尋ねていました)。

離陸すると、またまた早速フードをかぶります。今日はVORトラッキングとのことで、Paradise VORに合わせて飛んで行きます。VOR直上を通過するので、ぶれ始めても追わずに、戻ってくるのを待つとのこと。その上で、Radialを頻繁に変える指示が出るので、その度にHSIを合わせて、ヘディングを修正してバーを中心に持って行きます。それほど難しい感じでもありません。ただし、上昇、水平飛行の指示も同時に来るので、速度、上昇率、ヘディング、VORとかなり忙しくスキャンする必要があります。

一通りトラッキングしつつ練習区域に着くと、いよいよストールの練習。まずはPower Offから。前回よりは落ち着いてきましたが、まだまだ満足のいく出来ではありません。2,3度練習した後、Power On Stall。これも同じような出来で2度ほど練習しました。Mikeは、「前回よりだいぶ良くなった」と言ってくれますが、マシになったという感じでしかありません。

これらを一通りやったところで、Mikeが「痛くてもうダメだ」と弱々しい声を上げます。我慢していた歯痛が限界まで来たようです。痛みの中、下手な操縦やストールに付き合わされるのは、さぞつらい事だったと思います。それでも帰り道もVOR/ILSを追って帰るよう、細かく指示を出してくれます。Localizerに合わせるのは初めてでしたが、これもそれほど難しくは感じませんでした。バーの動きを見ながら、横風に合わせて機首の向きを調整させます。

フードを取ると、高めながらファイナル上にいました。相変わらず着地は、少しバルーン気味になってしまいました。その後のGroundへのコンタクトからATCも担当します。Taxiwayのread backの際、A、Pの順序を逆に伝え、Mikeから注意を受けます。スクールまでタキシングして、今日は終わりとなりました。気の毒なMikeは、そのまま歯医者に向かうとのこと。歯科保険には入っていないそうで、いろいろな意味で頭を抱えていました。

朝はいなかったKudjoがスクールの教室で勉強しており、Montgomeryへのフライトルートなどについて詳しく聞かれました。私がRamonaばかり飛ぶように、彼はOxnardにばかり飛んでいるようで、そろそろ新しい場所を開拓してみようかという気持ちになっているようです。ただ、Class Bの空域を潜り抜けていくことが分かると尻込みしていましたので、憶病であるのも私と似ているようです。

飛行実績
飛行時間:1.0(累計79.7時間)
:PIC時間0.0時間(累計29.5時間)
:Instrument 0.7時間(累計2.4時間)
:Instruction 1.0時間(累計3.6時間)
:夜間0.0(累計3.1時間)
着陸回数:1回(累計206回)
:夜間0回(累計10回)

グラウンドスクール:
内容:実施せず
:実施せず
0.0時間(累計1.2時間)

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