2011年7月27日

[IFR14]シミュレータでILSアプローチ、着陸まで

前回の訓練機ですが、やはりマグネトーの不調ということで、今日のフライトはキャンセルになりました。代わりに今日もまたシミュレーターを使用してのトレーニングということに。今日こそは、きれいに決めてホールディングを片付けてやると意気込んでシミュレータに座ります。
シミュレータの操縦席
今日はVORホールディングの練習、さらにLocalizerホールディングの後、ILSで着陸までとのこと。上記をMikeと打ち合わせをした後で、Chino空港を離陸。細かく聞いていませんが、地上からスタートしなければいけないルールでもあるでしょうか(笑)。離陸して旋回すると、すぐにポーズがかかり、次は別の場所からホールディングに入ります。今日は計算間違いもなく、順調にホールディング。一回りしたあと、そのままOutboudのRadialに乗って、ILS ApproachのFIXへ。そこで定められた手順に従ってホールディングに入ります。最初の1周は、Procedure Turnのような形になります。

これも問題なくこなせ、さらにホールディングを続けます。Mikeは教官卓から「Intersectionホールディングのほうがうまいというのは、珍しいなあ」と呟いてきます。VORホールディングの方が、便りにすべきIndicatorの針が不安定で難しく感じるのがですが、一般的には逆だそうです。そんな感じで2,3回回った後、「次はILSに乗って着陸するように」との指示が出ます。ローカライザー経路上のFixでは高度を必ずチェックし、それぞれのポイントで定められた高度以下にならないようにとの注意もありました。いざILSに乗って降下します。ローカライザー、グライドスロープの十字にほぼ乗っていましたが、時々少しずれたので、「Left of Course & Slightly Above Glideslope」とMikeに分かっていることをアピールします。
中身はWindowsベースのX-Planeのようです
すると「試験の時は、& Correcting」と続けるんだ、とのこと。分かっているだけではダメで、修正していることまでアピールしないといけないようです。シミュレーターでは、まず地上が見えましたが、まだ滑走路は見えません。とにかく計器にしたがって飛ぶ、ということで、地上に惑わされずに飛びます。やがて滑走路の灯も見えてきました。このシミュレータ、計器画面が表示されるモニターの上部に、少しだけ外の景色も再現されるようになっています。「Runway Insight, Approaching Minimum, Continue Approach」と宣言して飛行を続けます。Mikeからは「PAPIを参考に」と指示されそのまま着陸へ。
左奥に教官卓があります
とても小さな外部表示を参考に降りるのは不安でしたが、何とか着陸し滑走路上で停止します。「Good Job, Man」とのことで教官卓で軌跡を確認すると、ほぼきれいにILSに乗っていました。最初のホールディングは、どうもティアドロップ型でのエントリーは、どうも初回、FIX通過後からFIXに戻るまでのルートが大きめになりがちのようです。忙しいので、タイマーをセットするのが一呼吸遅れるからではと思います。とりあえず、許容範囲内だそうで、今日の内容は合格、とのこと。

次回は、今日のIFRホールディング、IFRアプローチを実機で行うとのこと。「実機の方が簡単」とMikeは言いますが、精神的に本当に飛んでのほうが、やはり緊張する分、難しいのではと思えてなりません。とにかく、今日のフライト(?)は、久しぶりに自分でも満足いくものになりました。実機でも頑張りたいと思います。 
エンジン整備を終えた訓練機が洗機されていました

飛行実績:
飛行時間:0.0時間(累計101.5時間)
Simulator:1.1 時間(累計1.8時間)
:PIC時間0.0時間(累計39.8時間)
:Instrument 1.1時間(累計12.9時間)
:Instruction 1.1時間(累計16.9時間)
 :夜間0.0(累計3.1時間)

着陸回数:0回(累計228回)
シミュレータ着陸:1回(累計1回)
:夜間0回(累計10回) 

グラウンドスクール:
内容:ホールディングについて、再度まとめ
0.3時間(累計6.7時間)

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