2011年7月3日

[PIC19-2]砂漠から海から内陸まで大飛行(その2 Camarilloまで)

その1から続き

Mojaveを飛び立つと、次はAgua Dulceに向かいます。Rwy8から離陸後Right Turnしてそのまま出発。到着機とすれ違いながら7500feetまで上昇します。Flight Followingを依頼しますが、距離も短く、必要なかったかもしれません。Palmdaleの西側を通り、砂漠の向こうの小高い山並みの向こうに、空港が見えてきました。山の中の小さな空港です。Flight Followingも終了され、高度を下していきます。Rwy22はRigtht Patternなので西から回り込んで45、Downwindと入ることとし、その旨を通報します。
Mojave着陸前、OverheadからDownwindに旋回中
ただし、空港のある谷間の幅が狭く、滑走路から十分な距離を取ることが出来ません。ここは滑走路上空を通過して右旋回しDownwindに入るのが良かったかもしれません。かなり急な左旋回で強引にDownwindに入ります。それでもDownwindは滑走路に距離が近く、Baseを取る間もなくそのまま旋回を継続してFinalへ。少しオーバーシュート気味でした。Finalも山があり、山に沿って高度を下すイメージで、とても狭苦しい感じです。この空港に降りるには、速度を落としてパターンを回る必要があります。さらに滑走路は幅が50feetしかありません。慣れない、しかも翼の長いWarriorで降りて行くのに細心の注意を払います。
Mojaveで佇むジェット旅客機たち
またしても接地まで耐えて着陸、下り勾配の滑走路をランウェイエンドまで滑走して減速しました。そのままタクシーバックしますが、誘導路も狭く、途中のエプロンに駐機中のヘリコプターやグライダーと翼が当たらないよう、十分に注意をして通過します。山の空港という感じで、きれいでかわいらしい雰囲気です。ただし今回はそのまま出発します。離陸に関しては力強いWarrior、特に心配はありませんが、念のためFlapを1ノッチ出して離陸します。上昇後、ぐんぐんと高度を上げ周囲の山を軽く超えます。C150だったら、かなりきついところでしょう。そのまま西南に針路を取り、Camarilloへ。

Magic Mountain(遊園地)の上空を通過しました
Flight Followingを取り、6500feetで進みます。海側も視程は良く、Socalからも早速3500feetまでの降下許可が。Camarilloは高度が海抜77feetで、2660feetのAgua Ducheからはかなり降りる感じです。やがてさらなる降下の許可とMugus Appへのコンタクト指示が。Mugusの管制官は、かなり忙しそうな様子です。CamarilloのRwy26の延長線上に入ったところで、Camarillo Towerへの移管を指示されます。ここでタワーへの位置通報で失敗をしました。自機の位置をEastというべき所をWestと言ってしまい、管制官から確認されます。なぜかWestと思いこんでしまっており、Affirm, we are at west of Airportと言った後に間違いに気がつき、訂正。それでもTowerからは、「It often happens」とやさしいフォローの言葉をかけてもらいました。
Camarilloにはこんな水陸両用機もいました
No.3での着陸とのことで、速度を落としてアプローチ。かなり気を使って接地しましたが、直後に浮かんでしまい、 今日で一番ダメな着陸に。位置通報、着陸と良いところはありませんでしたが、気を取り直してTransientまでタキシングします。ここでも空港Cafeで休憩。ここのCafeは砂漠のど真ん中のMojaveとはうって変わって、おしゃれな海沿いの雰囲気です。
空港カフェのテラス席
ここでRiversideのSさんに連絡を取り、これからRiverside空港に向かうこと、時間が合えば会いましょうと連絡します。チャートとGPSで次の経路を確認しつつ、フレンチトーストとトロピカルティーでおやつの時間とします。

飛行距離(直線距離):
MHV-L70 34nm
L70-CMA 42nm 

その3へ続く

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