2011年8月27日

[IFR26]猛暑で予定変更

今日は晩にトレーニングを入れました。ところが、このところ連日の猛暑が続いていて、空港の気温は41度にもなっています。暑いより、痛いという感じの日差しで熱気です。スクールにつくと、Mikeがソファで伸びていました。「I'm melting」とのこと。聞くと、その前に新しい訓練生と1回目のレッスンを行なったそうで、飛ばずに地上で機体を使ってコクピット内の操作やプリフライトインスペクションを教えたとのことでした。この気温で地上のコクピットは、オーブンの中にでも入っていたような感じだったでしょう。

そんなMikeの提案で、今日はシミュレーターを使った訓練になりました。私もこの暑さの中で飛ぶのと、エアコンの効いた部屋でのシミュレーターでは、後者にしたくなります(笑)。今日は、DMEが積まれていない実機では練習できないDME ARCの練習をする事に。Paso Robles空港のVOR/DME Rwy19にDME ARCが使われているとのことで、空港を離陸、レーダーベクターでARCに向かいます。

ARCとは、VOR/DME(距離測定装置)を用いて、VORの周りを一定の距離を保って回転するように飛ぶ方法のことです。ARCに入ってからは10度ごとにVORのRadial通過を確認し、針路を10度ずつ回転させていきます。これをVOR1とVOR2を使って交互にチェックしていたのですが、問題が発生。Final Approach Courseに入るタイミングが分からず、オーバーシュートしてしまいました。Mikeが言うには、VOR1には最初からFinalのコースをセットしVOR2を用いてRadialを確認した方が良いととのこと。

ARCから旋回してのFinal Approach Courseについては、特に問題なくこなせました。Runwayを視認したので、着陸しようとしたところ、接地直前でGoing Aroundとの指示が。その後、Radar Vectorで再度ARCへ向かわされます(ただし、入る方法は逆方向から)。今度は大体うまく飛ばすことが出来ました。シミュレーターはピッチがとても敏感で、相変わらず苦労させられました。

今回でシミュレーターの飛行時間も8.2時間となりました。IFRの訓練の場合、最大10時間までがフライトタイムとして認められるので、あと1回くらいでシミュレーターのトレーニングも終わりになりそうです。また、クロスカントリーについても話があったので、そろそろ次のステップに進めるのではと期待しています。

プローチ合計(Simulator含む):
24回(ILS10回、LOC4回、VOR10回) 

飛行実績:
飛行時間:0.0時間(累計111.3時間)
Simulator:1.2時間(累計8.2時間)
:PIC時間0.0時間(累計42.2時間)
:Instrument 1.2時間(累計24.9時間)
:Instruction 1.2時間(累計30.7時間)
:夜間0.0(累計3.1時間)

着陸回数:0回(累計237回)
:シミュレータ着陸:1回(累計3回)
:夜間0回(累計10回)

グラウンドスクール
0.0時間(累計14.1時間)

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