アプローチはIAF(Initial Approach Fix)と呼ばれるスタート地点から、IF(Intermediate Fix)、FAF(Final Approach Fix)を経由して滑走路までのルートで成り立っています。さらに着陸しなかった(できなかった)場合に備えて、Missed Approach Course(着陸復航ルート)も定められています。着陸以外はMissed Approachも含めて全て計器による操縦だけで成り立つようになっているわけです。それでも、着陸だけは目で外を見ての決断・操作が必要なので、それぞれのアプローチには、最低の視程、雲の高さ等が定められています。
これらの情報をチャートから正しく読み取る必要があるわけです。またアプローチは風向きや天候で変更される場合もあるので、上空を飛行中にこれらのチャートを探し出して、確認(ブリーフィング)する事も出来なければいけないとのことです。さらに、試験やその後の操縦の際には、「これよりChino空港ILS26Rアプローチのブリーフィングを開始する」「ルートはPDZ VORTACを出発後・・・」「高度はCAZBYで・・・・」「着陸決心高度は・・・」「着陸しない場合は・・・」「周波数は…」と全ての情報を声に出して確認(他のパイロットがいる場合は情報の共有)を行ないます。最後に「Approach briefing completed, any questions?」といって終わりだそうです。
こんな内容をグラウンドスクールでMikeから学びました。今回は二つのアプローチを地上でおさらいした上で出発します。それでも、上空でもブリーフィングを実施して手順を確認しました。
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Chino空港のVOR-Aアプローチチャート |
Missed Approach Courseにしたがって再びPDZ上空へ到達し、今度はそのままChino空港のILS26Rアプローチを実施します。PDZからCAZBYインターセクションに向かう途中にブリーフィングを実施します。それ以外にも管制官との交信、着陸前チェックリストの実施など、やることは多すぎるくらいにあります。もちろん、飛行機も定められた高度、コースで操縦させなければいけません。
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Chino空港のILS26Rアプローチ |
「Approaching Minimum」とMikeに伝え、フードを外します。さらに「Decision Altitude、Runway Insight. Continue Approach」とコールします。Mikeからは「PAPIにしたがって降りていけ」との指示。そのまま着陸まで持ち込み、まあまあな着陸とすることが出来ました。
デブリーフィングでは、VOR-Aアプローチの際に少しコースのずれがあったこと、とにかくコースには出来る限り完璧に乗ること、とのなかなか厳しいコメントが。とにかく精度を高めるしかないようです。それ以外は、ILSアプローチなど完璧とのことで、ほめられ過ぎると照れるもので、「いやあ、風が穏やかだったから」と謙遜してしまいます。「確かに」との返事で、なんだか謙遜して損した気になりました(笑)。
IFRの課題は、操作そのものよりも、ブリーフィングやATC、チェックリストなど、それ以外のたくさんのタスクをこなしながら、同時に操縦するというマルチタスクに如何に慣れるかということのようです。慌てずに、原則を忘れずに、必要な手順を行なう事を徹底する事が必要ということです。
飛行実績:
飛行時間:1.3時間(累計104.0時間)
Simulator:0.0 時間(累計3.1時間)
:PIC時間0.0時間(累計39.8時間)
:Instrument 1.0時間(累計16.1時間)
:Instruction 1.3時間(累計20.7時間)
:夜間0.0(累計3.1時間)
着陸回数:1回(累計230回)
:シミュレータ着陸:0回(累計1回)
:夜間0回(累計10回)
グラウンドスクール:
内容:Chapter7 SectionA、 B
:Approach Charts、Approach Procedres
1.0時間(累計8.9時間)
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