2011年10月5日

[IFR33]苦手なWeatherに四苦八苦

今回は夜にスクールを訪れて、Mikeにグラウンドスクールをしてもらいました。これまでグラウンドスクールを何回か受けましたが、天候については扱っていませんでした。理由は二つ、1つはプライベートパイロットの時と天候で覚えるべきことは同じだから、もう一つは、Mikeも私も天候を苦手とするからです(笑)。

私自身は、そこまで苦手意識はないと思うのですが、苦手意識の有る無しに関わらず、英語で天候について勉強するのはなかなか大変です。sublimationという単語が出てきたので、何かと思ったら「昇華」でした。原理は分かっていても、しっかりと英語でそれをアピールするのは、難しいものです。

Mikeに言わせると、「パイロットは皆んな、天候は嫌いだ。俺たちは気象予報官じゃないんだから。」だそうで、さらっとすましたいようです。私は原理について考えるのは好きですが、理屈は頭に入っても感覚的に納得できない点もあったりします。そういうことに関しては、Mikeの解説に期待するのは期待薄な感じです。それよりも、パイロットがどのように天候を確認して、何を判断基準として近づく・近づかない、飛ぶ・飛ばない、を決めているのが知りたいと思いました。そういう意味も含めて、いろいろと質問をするのですが、いつもとうって変わって逃げ腰のMike。テキストを棒読みし始める始末で、いかに天候を嫌っているかが良く分かりました(笑) 。

それでも2時間ほどグラウンドを行なって、分かったのは自己流の判断で、大きく間違っていないということでした。天候は一度として全く同じ状況になることは無いので、さまざまなソースから情報を集めて総合的に判断する。それしかないようです。全員に統一したルールは無いので(VFRの飛行条件などはありますが)、自分の中で原則を決めておき、それに基づいて判断する、と言うことのようです。たとえば、私はAirmetでAdvisoryが出ている時には、原則として、飛ばないようにしています。

その後、次回のロングフライトについてルート、アプローチ方法を相談して終わりました。Mikeは今週末の引越しに向けて、いろいろと慌しくなっているようで、グラウンドスクールをしていても奥さんから電話がかかって来たりしました。「どうしたんだい、スィーティ」などと答えながら、「今、スクールで教えているところだから、後でかけ直すよ」などと言っているのをみると、一家の優しいお父さんという感じです。家族みんなで楽しみにしているオレンジカウンティへの引越し、順調に進むと良いなあと思います。

来週末の試験まで残り10日ほどになりましたが、一番の課題は口答試験(Oral Exam)な気がします。筆記試験は選択式だったので、なんとなくの理解で乗り越えられましたが、自分の言葉で説明しなければいけない口答試験は、プライベートの時が余りに簡単すぎた反動もあり、なかなか大変そうです。試験官は気難しく見えるが基本的にやさしい人物だそうで、合格させるように仕向けてくれるとのことでした。口答試験対策本やMikeにもらった口答試験問答集(300問もあります!)に目を通して、できる限り覚えて行きたいと思います。

プローチ合計(Simulator含む):
33回(ILS14回、LOC5回、VOR14回) 

飛行実績:
飛行時間:0.0時間(累計129.5時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 0.0時間(累計48.3時間)
:Instrument 0.0時間(累計36.5時間)
:Instruction 0.0時間(累計44.3時間)
:夜間0.0(累計3.1時間)

着陸回数:0回(累計248回)
:シミュレータ着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計10回)

グラウンドスクール
2.0時間(累計18.9時間)

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