Ground Instructorですが、細かくは、Basic、Advanced、Instrumentの3つの区分があります。この区分については、別の機会に書きたいと思います。いずれの区分でも、必要なのは筆記試験だけで、実技などは一切ありません。また、パイロット資格も必要ありません。さらに、受験の際に、他の試験では必要となるインストラクターからのEndorsmentも必要ありません。つまり、この資格だけは、パイロットでなくても、インストラクターに付かなくても、完全に独学での受験・取得が可能ということになります。
Ground Instructorになるには、
- Fundamental of Instruction(指導の基礎)
- Ground Instructor(航空機に関する専門知識)
いつものようにASAの問題集をAmazonで購入して勉強しました。CFI試験用の問題集には、Fundamental of Instructionと、Groundを含むすべての区分のInstructor試験の問題が掲載されています。Fundamental of Instruction分野は、251問掲載されており、教育心理学のような問題、レッスンの組み立て方など、戸惑う感じの問題ばかりでした。それでも問題数が多くないので2、3日で暗記を完了しました。単なる記憶のため、理解は全く十分ではありませんが、暗記率は95%程度です。他の試験は実技の際に、Written試験の間違えを指摘される事がありますが、この試験は実技が無いため合格ラインギリギリの70%で合格しても、誰に責められることもありません(笑)。ということで、かなり気楽な気分で受験しました。
3度目となる同会場での試験なので、勝手知ったもので、順調にコンピューターを前に試験開始。ところが問題を見ると、どうも様子が違います。今までは、95%程度の問題が、過去問から選択肢の順序すら変わらず全くそのまま出題されていました。 ところが今回は、文章や表現が細かく修正されていたり、選択肢の一つだけが全く違う文章になっていたり。さらに、全く見たこともない問題の数も多く、それらを合わせると全体の30%ほどありました。何とか答えを決めて解き終わり、試験監督を呼んで試験を終了すると、結果は82%で合格でした。問題ないとはゆえ、これまでに無い合格率の低さです。まあ、問題ないので良いですが(笑)。
終わった後、試験監督に出題方法がだいぶ変わっていたんだけど、と話をしましたが、初めて聞いたとのことでした。ごく最近変わったのか、それともFundamental of Instructionだけの話なのかは不明ですが、今後受験する人は気を付けて下さい。24カ月有効の合格証をもらって帰路につきました。1.5時間の受験時間ですが、20分ほどで終了でした。次のGround Instructor試験に向けて、勉強を始めたいと思います。
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