2012年2月6日

最近のフライトまとめ

最近、何やかやと飛行機に乗る機会が多くあります。まあ、自分で作っているわけですが(笑)。この日記の方が追いつかなくなりつつあるので、まとめて記します。


1.Piper WarriorII タッチアンドゴー練習
久しぶりにWarriorIIを借り出すに当たって、DuBoisで練習をしました。Gustyな日だったので、インストラクターをお願いしました。急に思い立ったので、空いているインストラクターなら誰でもということで、Marugoux(若い女性)が担当してくれました。初めてでしたが、ファイナルでのパワーの絞るタイミングについて、「Ground Effectが強い機体なので、早めに絞る」ことを教わりました。

0.7時間 着陸数5回 Chino空港 ローカルフライト 

2.C172 クロスカントリー
日本から来たCFI経験者の方と一緒に、Chino(AJO)-Ramona(RNM)-Torrance(TOA)-AJOとまわりました。Hazyな日で、さらにRamonaでは10ノットを超える風でしたが、気流自体は悪くありませんでした。CFIにはMixtureのLeanのテクニックやロープでのタイダウンの仕方など、基礎的でありながらおぼつかなかった点について教えてもらうなどして、とてもためになりました。途中RNM-TOAは、Restricted Area(R2503D)がホットだったため、Flight Followingにレーダーベクターを依頼して、海側に迂回して飛行しました。こうした事をFlight Followingで頼めることも、CFIからのサジェスチョンで分かりました。CFIはTorranceで降機し、TOA-AJOは久しぶりの同乗者のいない全くのSoloとなりました。一人で飛ぶ緊張と開放感も味わえました。TOAも約1年ぶりに再訪しました。
Ramona空港では目の前にコヨーテがやってきて立ち止りました
途中のRamona空港ではRunup時に滑走路の方からコヨーテがやって来て目の前に立ち止まりました。タワーに報告しても、「30分ほどその辺りにいる」と平然としており、追い払う人も車も出す気配がありませんでした(笑)。
OCの海岸付近を飛行中
3.3時間 着陸数3回 Chino - Ramona - Torrance - Chino クロスカントリー 

3.[MLT02]マルチエンジントレーニング
マルチエンジンのトレーニングで初めて双発機(PA30:Twin Comanche)を飛ばしました。アメリカン航空で757/767のキャプテンをしている61歳のBillがインストラクターで、この時は、Coronaを出発しLake Mathewsで基本動作を教わりFrench Valleyへ行き離着陸の練習、小休止後ホットエンジンスタートを教わりMontgomeryへクロスカントリー。再びCoronaへ戻るというものでした。あまり細かな操作はしませんでしたが、機体に慣れるという目的は果たせたと思います。印象は、大きい、速い、重い、繊細という感じです。飛行機のはるか後ろを飛んでいる気がしました(笑)。Billが15歳の末娘を連れて来て、一緒に乗っていたというのも初めての経験でした。彼女、飛行機が好きで小さい時から良く父親のインストラクションに同乗しているそうです。後ろを振り返ると、電話をしたり、パソコンで遊んでいたり、確かに飛行機に慣れていました。
訓練機
2.9時間 着陸数6回 Corona - French Valley(着陸練習) - Montgomery - Corona 

4. [MLT03]マルチエンジントレーニング
マルチエンジントレーニングの2回目は、Chino空港での着陸の練習。まだまだ機体操作が慣れません。大きくグラウンドをタキシングするのもふらふらします。Billは、操作しすぎだからと言いますが、なかなか感覚をつかめません。ヨタヨタしながら滑走し、着陸の時は操作度合いを見計らいかねています。ただ、前回よりは少しだけ慣れた気はしました。Chinoでの練習の後は、Lake MathewsでStall、Steep Turn等のマヌーバの練習後、Coronaへ戻りました。道のりは、まだまだ長そうです。
骨董品のようなAutoPilotが付いていました
1.6時間 着陸数7回 Corona - Chino(着陸練習) - Lake Mathewsでマヌーバ - Corona 

5.ビクタービルへミニクロスカントリー(ハプニング付き)
WarriorIIでVictorvilleへChinoから出かけました。Victorville在住の友人に地元を空から見せてあげるためですが、Victorville空港は転売に向けて整備中・休眠中の機体など、沢山のジェット旅客機を見ることが出来ました。元JALの747-400も1機ありました。Victorvilleからの帰りにRunupで右マグネトーが不調のトラブルに見舞われます。スクールに電話してLeanでのクリーンアップを教わり、やってみます(電話の前もやっていましたが)が改善せず、救援を求めました。1時間後やって来たLou校長は、エンジンカバーを開けて、1分と経たないうちに点火プラグにつながるコネクターが1本外れていることを発見しました。私もエンジンカバーを開けて見ていましたが、こんな簡単なことに気が付かず、発見できませんでした。その代わり、決して忘れることのない経験となりました。
こんな車をFBOの人が無料で借してくれました。救援が来るまで近くのバーガー屋へ昼食に
トラブル後は、Lou校長が乗って来た機体(Cherokee Piper)に乗り換えて、Big Bearの周りを大きくまわるコース(Apple Valley、Yucca Valley、Banning経由)でChinoまで遊覧飛行を楽しみました。同乗の友人も楽しんでくれていたようです。この日は、Santa Anaウインドでかなりの揺れが予想されていましたが、実際は殆ど揺れず、離着陸も問題なく出来ました。

2.6時間 着陸数2回 Chino - Victorville - Chino クロスカントリー 

飛行実績(上記5回合計):
飛行時間:11.1時間(累計171.2時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 6.6時間(累計59.9時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:23回(累計334回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)

2 件のコメント:

  1. こんばんは、うえだです。
    (みなさんには2番のCFIと言えば良いかな。帰国するまでない内密にと言う事でして、失礼しました)
    昨夜、やっと自宅に到着しました。 羽田に夜中に到着する便だったので、東京に一泊と長引きました。 便利だけど、地方の者には不便な所もあります。


    今回は、こちらの事情でLAXまでPick Upをして頂き、ありがとうございます。 今回は久々にSOCALの空を楽しませてもらいました。 でもでも、ATCが滅茶苦茶でして恥かしい気持ちと、ATCが分からん自分自身に驚いたフライトでもありました。


    Torranceではあれから「タクシーが無い!」とかドタバタが有りまして、LAXのターミナルを全力疾走なんてもしてきました。


    飛行機は、後日は大丈夫でしたか? 窓の汚れが気になるところです。 あの部分は、判断が難しい所で、私も何とも言えませんでした。 Mixtureに関してはEGTが機能してれば、もう少し精密に出来たのですが、基本は同じです。別の機体ででも試して下さいね。


    それに、Takutさんは色んな機体を楽しんでるんですね。 操縦も上手く、ATCは私よりも上手。 基礎がしっかりされている人ですね。 CFIとしては教える事もなく、本当に邪魔をしに行っただけの様な感じです。

    貴重な時間を頂き、ありがとうございました。

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  2. こちらのコメントに気が付くのが遅れまして、失礼しました。久しぶりのTorranceに行く機会を作っていただき、ありがとうございました。また、Coronaのお鮨屋さんでの晩も、楽しい時間が過ごせました。

    私は、あれくらいのATCの齟齬はよくあることなので、気になっていなかったのですが(笑)。ATCの追加的な情報提供は非定形なだけに、分かりにくい部分がありますね。基本的な形式の通信は聞き洩らさないように、また不明な時は確認するようにしたいと思います。

    オイルですが、あの後はとても正常です。先日のHさんとのフライトですが、機体からあれ以上のオイル漏れを確認しました。Hさんは、航空機エンジン開発者でもあり、こういう時にそうした人物と一緒なのはとても心強かったです(笑)

    下手の横好きでいろいろな機種を楽しみましたが、自分としては、長距離はMooney、近場はCherokeeが良いかなあと思っています。自信が無いのは相変わらずですが、PVTとIFRを教えてくれた2名のCFIには本当に感謝しています。自分はCFI運がとても良かったのかも、と思っています。

    今後とも、よろしくお願いします。

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