2012年1月26日

[IFR]3カ月ぶりのIFR

10月にIFRのレイティングを取って以来、初めてのIFRフライトを行ないました。リハビリ第2弾として、ChinoのDuBoisでIFRの練習で使用したPiper Cherokeeを用いてのアプローチです。
スクールに向かう途中。空港周辺は霧に覆われていました
早朝に予約を入れていましたが、前の晩は雨。そして当日の朝はChino空港の周囲だけ、濃い霧が立ち込めています。1ヶ月半ぶりにあったインストラクター のMikeは元気そうでしたが、二人で空を見上げて苦笑いです。まあ、周囲は晴れていることですし、しばらく待てば霧も上がる(burn up)するだろうということで、お互いメールの返信など仕事をしながら静かに過ごします。

窓から見える外の景色は白一色か ら、徐々に遠くの家々が見えるようになってきました。時々ATISを確認しますが、 3/4Mile、Ceiling300~なかなか改善しません。というか、ATISがアップデートされません。まあ、実際に見えているので時間の問題だろ うということで、出発準備を始めます。久しぶりのCherokeeですが、なかなかエンジンがかかりません。Mikeの手助けでようやくかかり、出発しま す。今日はATCはMikeが担当してくれるということで、操縦に専念できます。
DuBoisはハンガーの引越が終わりリニューアルされていました
今日はChino空港へのアプローチということで、Full ILS Approach、Vector LOC Approach、Vector ILS Approach Full Stopの順序にします。Rwy26Rから離陸し、左旋回してPDZ VORへ向かいます。フードをかぶって4500feetに上昇していると、1800feetを過ぎたころから、激しいタービュランスに見舞われました。 Mikeに「あなたがいなかったら絶対一人では飛びたくない日だ」と言います。2500を超えた辺りで徐々に落ち着いてきますが、今度は北風が強くなって 来て、針路を補正します。10度から20度程も補正して、ようやくコースを維持できます。
スクールに入るとまず受付、奥に教室という配置に

PDZから052Radialで Outboundし、Holding Patternを回ってからLocalizerに乗ります。この操作は問題なくこなせました。Localizerに乗って降下を開始しますが、これも問題 なし。やはりATCを任せると、随分と余裕が出ます。しかし、やはり2500feetを切る辺りからタービュランスがひどいことに。どうも強烈な上昇気流 のようで、降下させようとしてもなかなか降りずにGlideslopeがどんどん下に行ってしまいます。しかもこれだけの風ということはバーストの可能性 もあり、かなり気を使います。1回目はローパスなので、ミニマムに到達したところでMissed Approachを実施します。
スクール内部

次 はベクターでのLOCアプローチ。特に問題はありませんでしたが、やはりタービュランスがひどく、MikeがSOCALに「Moderate Turbulence」とのフライトレポートを入れました。やはりMissed Approachとし、最後はベクターでのILSアプローチ。MikeがATISをモニターすると、完全なTail Windです。風速は9knots。するすると接地が伸び、滑走路の中央付近でようやくタイヤが接地しました。
受付部分が冷えるので、天井を塞ぐ幕の設置をLou校長が陣頭に立って作業中でした

Mikeの講評は、操作に関しては問題ないとのこと。自分としても、この風の中で良くやったと思います(笑) 。ただし、時として許容範囲を超えたので、それは風があったにしても、範囲に収めるようにする必要がありました。またATCをMike任せにしていたので、これも入れていたら大変だったと思います。まあ、「さび落としとしては良く出来た」とのことなので、言葉どおりに受け取りたいと思います。

プローチ(Simulator含む):
ILS2回、LOC1回(累計52回:ILS19回、LOC10回、VOR20回)

飛行実績:
飛行時間:1.4時間(累計160.1時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 0.0時間(累計51.4時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:1回(累計308回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)

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