2012年2月24日

グラウンドインストラクター試験に合格しました

先日、Advanced Ground Instructor(AGI)の試験に合格しました。以前にFOI(Fundamental of Instructing)の試験にも合格しているので、この二つをセットとして、晴れてAGIのライセンスがもらえることになります。

試験は、いつものようにRiverside空港ターミナルビル内のAV Techへ。4回目の受験となると慣れたもので、行く直前に電話をして空席があることを確かめるのみです。担当の女性も先月FOIを受けた時と同じ人物でこちらを覚えており、分かっているだろうからとのことで説明も短くしてくれました。10分くらいで受験のための書類作成(必要事項の記入、IDの確認、料金の支払い、コンピュータへの入力)等が済みました。会場でCX-2が売っていたので聞いてみると、試験の時に貸してくれるとのこと。試験勉強中に手間を省いてCX-2のシミュレーターで計算問題を解いていました。同じことが実物で出来るので、計算問題がとても簡単になります。

試験ですが、前回のFOIの際に、問題集と異なる問題が数多く出題されていました。これまでほとんどの問題が、問題集に掲載されているものだったため、少し驚きました。今回も同様であった場合を考え、PrepwareのDemoモードで90%を確実に超えまで練習を重ねていました。実際に試験が始まるとFOIとは異なり、ほとんどが問題集で目にしたことのある問題ばかりでした。およそ90%程度が見覚えのある問題、5%程度が設問の文言の一部が変わっている問題、5%程度が初めてめにする問題という感じでした。

そのような状態なので、2.5時間の試験時間のうち、1時間も経たないうちに100問を解き終わりました。他の試験では、実技試験の際に試験官にその部分を問われることから1問でも多く正解しようと思っていましたが、今回はその後の実技が無いため、あっさりと終了としました。担当者を呼んで、彼女の操作で試験を終了し結果画面が表示されます。結果は95%で合格でした。練習でも92%が最高だったので、満足のいく結果です。

いつものように、合格証をプリントアウトしてもらい、受け取って終了です。Ground Instructorは、合格後どのように申し込みを行なってライセンスを手にするのか分からなかったため、空港ターミナル隣の FSDOを尋ねてみました。入口のインターホンを押してもなかなか反応が無く、また出直そうと背中を向けた途端に、ドアが開いて中から人が出てきました。訪問理由を告げると、「最低24時間前のアポイントメントがないとダメなので、出直してくること」とのことでした。勝手なイメージでカウンターがあって、ウォークインで質問などが出来る場所かと思っていましたが、ずいぶん堅いイメージのオフィスのようです。礼と突然の訪問の失礼をお詫びして、その場を後にしました。

その後、ネットで調べたところ、FSDOにアポイントメントを取って行くと、その場でTemporaryのライセンスを発行してくれるようです。この辺りは、Practical Testと同じでとても便利なようです。この後、Instrument Ground Instructor(IGI:AGIの追加レーティング扱い)の資格も狙っているので、IGIに合格してから、合わせてライセンスを取得しに行こうかと計画しています。

2 件のコメント:

  1. おめでとうございます!
    このまま行けばプロのインストラクターにも
    成れそうですね。
    なにより楽しそうで羨ましい限りです。

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  2. ありがとうございます。

    プロのインストラクターにはまだまだ道は険しいですが、取れる資格は取っておきたいと思っていろいろ手を伸ばしています。インストラクターを持っていれば、日本でもパイロットを目指す人のお手伝いも出来るかもしれませんし。

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