2012年2月13日

[MLT07]風とスケジュールに翻弄されています

今日は、Mattとのフライトです。Mattには一度Groundのレクチャーを受けたことがありましたが、フライトは初めてです。Check Rideを受けるかもしれないとのことで、試験範囲をおさらいしたところ、分からない範囲があったために質問をしました。そのため、朝10時半からでしたが、結局飛びだしたのは12時過ぎに。
以前のトレーニング機故障点検中の写真です。
まずはLake Mathewsに向かい、Maneuverの実施。Steep Turnですが、ピッチが不安定になり、Mattから計器より外を参考にした方が良いとのことで、やり直して安定しました。次にVmcデモンストレーション。これは左エンジンアイドル、右エンジンフルパワーでVmcまで減速させ、Vmcに入る瞬間にリカバーするというもの。なかなか難しいですが、要領はつかめました。あまりYokeに頼らずに、ラダーを最大限に活用すること。
フラップの故障でしたが、折角ということで点検整備をしていました
さらに、Power On/Off Stall。これは特に問題がありません。引き続いてSlow Flight。これは初めてでしたが、1500RPMで減速を待ち、Gear Down、Flap App、Flap Max、パワー2100RPMとすると安定的にSlow Flightに入れることが分かりました。Mattもこの機のパワーセッティングには不慣れなため、お互いセッティングを探しながらになります。
エンジンカバーを開けているところはなかなか見られません
次にChinoに向かいます。最初はRwy26RへILSアプローチ。久しぶりにIFRメガネをかけます。着陸するとの打ち合わせでしたが、出発機が手間取っており、タワーからGo Aroundの指示が。他人都合のGo Aroundは初めての経験でした。テキストどおり、右にずれてアップウインドを進みます。今度はトラフィックパターンを回って26Lへ。今日は風がGustyなため、なかなか安定せず、苦労します。この風では習ったパワーセッティングではうまくいかない気がしたので、自分で調整しますが、これが逆効果でかえってぎくしゃくとした動きに。この辺りの自分の感覚がなかなか飛行機に追いつきません。結局、いまいちしっくりしない感じのまま4回の着陸。Mattは、滑走路上で一旦完全停止し、コンフィグレーションを離陸設定にしてから出発するStop&Goを行なわせますが、これも初めての経験でした。4回の着陸のうち、1回だけ片発でのフライトでした。
中はこんな様子です
その後、Coronaに戻ってトレーニング終了となりました。Mattはかなりまじめな性格で、終わった後のデブリーフィングをきっちり行います。いろいろコメントをもらいましたが、もう少し基本に戻った動作・パワーセッティングを大事にした方が良いとのこと。最近はフライトが忙しく、自宅に帰ってからの復習・予習が不足しているのかもしれません。確かにいつもは、毎回のトレーニング終了後、トレーニングを振り返って成果・課題を考え、次回の克服課題を(頭の中だけですが)設定しているのですが、それがおろそかになっているのかもしれません。今日は、しっかりと復習・予習をやろうと決意します。
問題のフラップ点検中。左はCFIのMatt、右は整備士のBill
トレーニングも間隔が空き過ぎると良くないですが、逆に詰め込めば良いという訳ではなく、毎回のトレーニング毎に体得した事を吸収し自分の身に付けるための「振り返り」の時間が大切な気がします。先日は初めて1日2本のトレーニングをしましたが、効率はあまり良くなかった気がします。最近の集中的なトレーニングで、プロやプロを目指す人のトレーニングというのは、逆の意味で大変だろうなあと思いました。


飛行実績:
飛行時間:1.4時間(累計177.1時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 0.0時間(累計59.9時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:3回(累計348回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)

グラウンドスクール:1.2時間(Multi累計6.2時間)

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