2010年10月29日

マッドグリーク[フライト前後の食事どころ]

フライトトレーニングの内容だけではつまらないので、その他の情報も書いてみたいと思います。
訓練空港であるコロナ空港は、ロサンゼルスの東60マイルほどのところにあります。典型的な近郊住宅地です。空港へ向かうフリーウェイのランプ近くにはお店がいくつかあり、トレーニングの前後に寄って食事をすることも出来ます。吉野家もあり、ここは私の定番のようになっています。また、空港にもレストランが1軒あります。
前回のトレーニングの後に、マッドグリークというファストフード店があったので寄ってみました。ローストビーフの文字も気になりましたので。中に入ると、メニューが細かく並んでいてローストビーフを探し出すのは面倒そうだったので、普通のハンバーガーコンボにしました。値段が安く、コンボでも$4.69でした。

注文してから完全に作るようで、多少待たされましたが、パティがなかなかおいしく、今度はロースとビーフを食べに再訪したい感じです。


Mad Greek Restaurant
1141 W 6th St, Corona, CA 92882
(951) 735-2544

朝は大気が安定していました[フライトトレーニング03]

ふ今日は、朝一で飛んできました。家を早朝に出発し、空港へ。空気が澄んでいて、遠くの山の稜線がくっきりと見えています。

予約時間の5分前に着きましたが、空港のゲートこそ開いていたものの、スクールはまだ鍵がかかったまま。鍵がかかっているときは、裏口にあるポストに機体管理簿が入れてあると聞いたのでのぞいてみましたが、何もなし。時間を過ぎてもインストラクターのMarlonは姿を見せずで、仕方がないので車に戻ってMarlonに電話をすると、電話をしながら、Marlonの車が隣のパーキングに入ってきました。5分ほど遅れて現れるのが、Marlon流?のようです。その頃には、どこからかスタッフが来ていてスクールも開いていました。

早速、飛行前のインスペクションを行なって出発します。点検はだいぶ慣れてきましたが、逆に点検漏れがないように気をつけないとと思います。また今日は快晴なので、サングラスを忘れないようにしないと大変です。

ランナップまでのタクシーは自分が担当することに。少しずつコツがつかめてきたような気がしますが、まだ少しふらふらします。また、地上では常にスロットルを握っておくことを注意されました。ランナップでの点検も終えて、コントロールを渡します。前回、Elianにもらったトラフィックパターン上での交信表があるので、それとMarlonの交信を参照します。Marlonは1200フィートまできちんとアップウインドを上昇します。

ダウンウインドに入った直後に、コントロールを渡されました。3000フィートまで上昇とのこと。今日は、コトリとも揺れない気流の良さで、そのためか気持ちがいいように操作が安定してきまります。Marlonにも、「ずいぶんいいねえ」と言われて、少し良い気分に。その後、訓練空域まで飛んで、はじめにClearaing Turnから教わります。これは通常のターンで左90度、右90度と行なうもの。これで周辺に他の飛行機がいないかを確かめます。

上昇時の70mph、下降時の500feet/minuteの維持、またCoordinationのとり方も習いました。これまで、いつも機体がやや左に傾くと感じていたのは、P-Factorのせいだったようです。ラダーで修正することで、きれいな直進が保てるようになってきました。

その後、Steep Turn、通常ターン+上昇、通常ターン+下降を行ないました。どれもきれいに決まります。気流が安定していると気持ち良いものです。また、視界も澄んでいて、下界がとても美しく見えます。Marlonも「awesome」と連発してくれて、なんだか操縦がうまくなった気がします(笑)。

その後、Ground Reference Maneuverをするとのことで、2300フィート(対地800フィート)に降下してから、まずは地上にある水道タンクの周囲を360度旋回。はじめにMarlonがお手本を見せてくれてから、まねします。左にあるタンクの位置関係を維持すれば良いのですが、なんとなくカクカクとした旋回になってしまいます。それでも、Marlonは「よく修正が出来ている」と評価してくれます。しかし、徐々にタンクに近づいていってしまいました。

次に、直線道路上でのS字ターン。これも教本に書いてあった通りですが、コツは道路を横断する時に、直角に交差するようになることをイメージして、旋回角度を調整し続けること。点を目標とする360度より、線を目標とするS字の方がやさしい気がしました。

これらを繰り返しているうちに、あっという間に帰途につく時間に。2500フィートまで上昇してからダウンウインド45度で合流する経路を目指します。Marlonから、「気流が安定していると、操縦がうまくなった気がするだろう」といわれました。自分がうまくなった訳じゃないのかと、悔しく感じます(笑)。引き続き、空港が見えるかと聞かれましたが、まだ良く分からないので、「見えない」というと、「2500に上昇!」との指示。上昇すると、明確に空港が分かりました。

その後、ファイナルに入るところまで操縦を任せてくれ、フラップ展開時の機体の挙動なども理解することが出来ました。その間に、Before Landingチェックリストを実施。かなり慌しくなります。ファイナルで曲がるも降下が足りずに、VASIは白白のまま。ここでコントロールを渡し、少し蛇行しながら高度処理、そして着陸。Marlon、ブレーキをなかなかかけずにずるずると滑走路上を進みます。かなり端まで進んでからタクシーウェイへ。

After Landingチェックを終えてから、「さあ、長い道のりで、十分タクシーの練習をしてくれ」とのこと。そのために、わざと滑走路を出るのを遅らせてくれたようです。タクシーですが、だいぶ慣れました。飛行中にも良く使ったせいか、ラダーの踏み込みの感覚をつかんできた気がします。またスロットルもRPMの数値にこだわりすぎず、感覚的に操作し始めた気がしました。そして、いつものように駐機場に到着、タイダウン。Marlonに、「気流が安定していると、操縦がしやすい。今日は何かつかんだ気がする」と言っておきました。それにつけても、今日は気持ちよく飛べた気がします。霧さえなければ、朝に練習するのが良いのかもしれません。

同乗教習:1.1時間(累計3.5時間)
地上教習:0.2時間(累計2.3時間)

2010年10月27日

まっすぐ飛ばすのが難しい[フライトトレーニング02]

今日も午前中に2時間飛んできました。初めてのElian(エリアン)とのフライトです。3回目のトレーニングにして、スクールの雰囲気にも少しずつ慣れてきた気がします。
スクールは非常にこじんまりとしていて、入り口正面の受付を挟んで、左手がソファのあるミニラウンジ、右側がPCルームになっています。ラウンジには、チャート、サプライ用品、書籍などが陳列され販売されています。ミニラウンジにあるコーヒーとクッキー、PCルームにある冷蔵庫のミネラルウォーターのボトルは無料です。
到着して、入り口で皆さんに挨拶すると、まずはPCルームに向かい天候とNOTAMを確認します。AOPASkyVectorのサイトを使用することにしました(どれを使っても構わないとのことなので、使いやすいものにしました)。聞かれても良いよう空港とオルタナティブの2つのMETARをメモしてから、受付で機体ごとの管理ファイルを受け取ります。今日は、Visibilty 10SM以上、Sky Clearの良い天気でした(実際は、hazeでぼんやりしていましたが)。

機体管理ファイルには、各種検査時間が書かれたシートと、利用簿のシート、そして飛行機のキーが付けられています。Annual、100hourなどのInspection Hourが残っているか確認します。特に100hourは、利用簿の飛行時間と見比べて、オーバーしていないかを確認します。これらのチェックが終わると、 いざ受付横のドアからエプロンの機体へと向かいます。

今日は、私が初飛行のため、機体には露がついていました。昨晩は6度まで冷えこんだせいでしょうか。燃料タンク内に水分が混入していないか、気にかかります。機体についたら、鍵を無くさないように所定の位置(ダッシュボード上)に置き、まずは搭載ドキュメント(AROW) の確認。それから、忘れないうちに、機体管理ファイルの利用簿にある、前回の飛行終了時の飛行時間、エンジン時間の数値を確認の上、同じ数値を利用開始欄に記入しておきます。その後、チェックリストにしたがって、作業をしてきます。大雑把に言って、1.まずは機内の状況、2.マスタースイッチと該当スイッチをオンにして外部灯火及びピトーヒートの点検、3.マスターをオフにしてから、機体外部の点検、と進めます。機体外部点検の際は、燃料の量と質を確認するので、ペーパータオル、燃料ゲージ、燃料チェッカーを持ってまわります。心配した水分の混入は、ありませんでした。

一連の点検が終わる頃にElianがやってきたので、問題なしの旨を報告。ここで、今日の訓練内容を打ち合わせ。「まずは操縦になれることが重要。レベルフライト、ターン、クライム、ディセントを繰り返す」とのこと。

駐機場ではエンジンスタートが禁止されているため、タクシーラインまで機体を少し移動します。ここで飛行機にようやく乗り込み、Before Engine Startチェックリストを実施します。今回始めて自力だけでエンジン始動をしましたが、問題なく始動しました。始動前の「クリアー!」の叫びを、照れないようにしないといけません。その後、After Engine Startチェックも行って、ランナップエリアへ移動します。ここのタクシーはElianが行いました。

ランナップでは、Before Take Offリストを実施し、360度まわって周囲の安全を確認してから飛び立ちます。Elianからは操縦桿ペダルに軽く手足を添えて、動きを感じるようにとの指示が。飛び立ってからは、ローカルルールにしたがって直進を維持し、1000フィートを超えたところでクロスウインドへ(本当はTPA300フィート手前の1200まで直進しないといけないはずですが)。ダウンウインドから離脱するタイミングで、「You have airplane」と操縦を任されました。

この後は、前回と同様に水平飛行、旋回、上昇、降下とコンビネーションを行いました。感覚としては、なぜかバックプレッシャーの必要な旋回の方が、水平飛行よりも高度を保ちやすい気がしました。また、いくつか癖を指摘されました。
  1. 水平飛行の際、気流の乱れでロールした後の戻しが大きすぎる
  2. 昇降計よりも高度計、それよりも外を見ること
  3. トリムはエレベータ操作の圧力を抜く感じで、やりすぎないこと
頭の中では、どれも心から納得しているのですが、それを手足の動きとして実施するのが難しい感じです。「動きをコーディネートするのが難しい」とElianにぼやきつつ、旋回を繰り返します。興味深いのが、トレーニングはトレーニーがするものという姿勢が徹底されていること。
  1. 山の近くで、山に向かって旋回との指示が出ました。ためらっていると、それで良いとのこと(安全に反する指示は、誰の言うことでも聞いてはいけない)。
  2. ここで旋回など、いちいち指示は出さないので、自分で好きなときに好きな旋回、上昇、降下をするとのこと。
  3. 予約したトレーニング時間の中で、どれだけフライトを続けるかも、トレーニーが決めること(帰りたくなったら、帰ること)。
どの程度勝手にやった良いのか勝手が分からないので、各マヌーバをする前にインテンションを告げてから行いました。やはり、ただの直進が難しい気がします。また、つい両手を操縦桿に添えてしまい、片手で操作するようにと注意を受けます。

帰途につきトラフィックパターンに合流するところで、前回と同様に、他機を先に通すため山沿いに迂回、その途中でコントロールをElianに渡しました。ただしElianは着陸まで、注意点をすべて細かく教えてくれるので、ランディングまでの流れに関する耳学問が、実感をもって確認できました。

ダウンウインドと、ランウェイを出た時点でのチェックに関しては、リストを出す前にElianが口頭で説明して実施。この辺りは、忙しいときなので、覚えてしまった方が良いのかもしれません。

最後に、Taxingを任され、よろよろしながらブレーキを試しつつ駐機場へ。エンジン停止後、トーバーで機体を駐機位置に戻し、Tie Downしてから利用簿に飛行時間、エンジン時間を記入してすべて終了となりました。機体管理ファイルは受付に提出し、記載された飛行時間を基に課金される仕組みです。

もう少し練習すれば思うように操縦できるのではという期待感と、本当に上達するのかなという不安が交錯します。計器を見過ぎないで、景色の見え方や感覚で操縦できるようになることが重要のようです。余談ですが、Alianによると、パイロットの75%が高所恐怖症とのこと。仲間が多いとは、心強い限りです(笑)。

同乗教習:1.2時間(累計2.4時間)
地上教習:0.2時間(累計2.1時間)

2010年10月26日

前線通過中につき訓練はお休み

現在、カリフォルニア州南部を寒冷前線が通過中で、そのため天気が悪化しています。先ほど、Elianから連絡があり、今日は天候が悪いのでトレーニングはキャンセルとのことでした。気象データを見ると、見事に前線が通過中で、海上でも視界が低下しているようです。わが地域上空も、視界がとても悪い状態で、一見してこれは無理と分かります。
この前線が通過すれば天気は上向くと思われるので、早く通過して欲しいのですが、なかなかユックリトした速度のようです。当たり前なのかもしれませんが、この地域も秋、そして冬を迎えようとしているのが天気図からも理解されます。
降水データはご覧の通りで、海岸ではなく内陸部に垂れ込めるように降水が見受けられます。少しばかり残念なのは、このような天気にもかかわらず、海岸部の各空港はVFR状態で、内陸部だけ非VFR状態であることです。
丸い点が空港、緑=VFR、青=MVFR、赤=IFR、ピンク=LIFR
それにしても、以前から天気図は好きでしたが、最近は特に天気データを良く見るようになりました。

2010年10月25日

初飛行[フライトトレーニング01]

23日、トレーニング2回目で初飛行してきました。天気が悪くどうなるかと思いましたが、METARでのCeilingが3000AGLだったので、OKが出ました。予定していた前回のインストラクターのElienから、Marlonに変更になりましたが、Marlonの教え方もなかなか分かりやすく、どちらをメインのインストラクターにするか、難しい感じです。

はじめにスクールで、今日のレッスン内容を打ち合わせしてから、飛行前点検に向かいます。これは前回に続いて2度目なので、だいぶ理解してきています。Marlonも大丈夫と思ったのか、途中で抜けて、一人で機外点検を行ないました。それでも、エンジン、プロペラなど特に重要部分の点検は、一緒に行ないました。難しいのは、経年劣化(問題ない部分)と不具合(メカニックに申告すべき部分)を見分ける事です。最初なので、かなり神経質に(ペイントの剥がれまで)Marlonに尋ねてみましたが、大丈夫との事でした。カウリングにクラックを見つけましたが、これは端にドリルで穴が開けられており、これ以上進行しないように処置済みなのでOKとの事でした。

続いて、エンジン始動前の点検が行い、いざエンジン始動。どうもかかりが悪く心配になりましたが、30秒のクーリングタイムをおいての再始動で成功しました。スロットルの開きぐらいが微妙なようで、空中でエンジンが停止してしまったらと考えると不安があります。その後、オイルプレッシャー、テンプルチャを確認して始動完了です。ここからは、教官が操縦します。私の仕事は、チェックリストの確認のみ。

Positiveなコントロールの移管(You have, I have)を教わった後、ランナップへ。機体を風上に向けてチェックリストをこなしていきます。間に、後ろの機体から、先に行っていいかとの無線が。一人で飛ばすようになったら、こういうのにも即座に対応する必要があるのかと思います。その後、360旋回をして周囲のトラフィックを確認してから、ランウェイへ。

離陸滑走中に操縦桿を少しひくのは、前輪への負担を軽くして破損を防ぐためとの事。C150はノットではなくマイル表示なので、55mphでローテート。この空港は、TPA(トラフィックパターンアルチチュード:1000AGL)の300フィート未満に上昇するまではアップウインドを維持するとの事で、そのままじっと直進。その後、クロスウインド、ダウンウインドと左旋回を繰り返しながら上昇。2000フィートまでダウンウインド上で上昇します。その間も、他のトラフィックからの連絡が入り、Marlonはその度にあそこ、ここと指さして教えてくれますが、なかなか視認が難しいものです。特に自分より低い高度の機は、地上の景色に溶け込みがちです。

2000フィートに到達したところで、You have controlということでまかされました。Lake Mathewという訓練空域に向けて、20度ほど右に変針しながら、2500フィートまで引き続き上昇します。上昇速度は70~80mphを維持するようにとのこと。感じたのは、姿勢、針路、速度のバランスを取りながら一定の範囲に押さえ続けるのが意外と手間がかかること。トリムを使っても良いのではと思いますが、インストラクターが指示しない以上、いきなりいじるのもどうかと思い、操縦桿を引き続けます。

上昇率の10%手前の高度で、水平飛行に移行し始めるとのこと。毎分500フィート程で上昇していたので、目的高度50フィート手前で水平に入る事になります。2500rpmに落とします。水平飛行は、落ち着いてくれば安定はしやすい感じでした。ここで、Marlonがトリムの使い方を教えてくれたので、使えたこともあります。トリムは効きが遅れで出るので、あまり急いで回し過ぎると、やり過ぎになることが分かりました(笑)。Marlonは、安定したら、指2本で操縦するくらいでと示してくれます。確かにその程度に安定しています。

やがて湖上空に到達し、無線で訓練開始の連絡を入れてから、旋回の指示が。旋回の際は、一度旋回方向の反対に機体を傾けて、翼の死角にトラフィックがいないか確認するとのこと。スリップ計を見ながら操縦してみましたが、なんだかラダーの実感は湧かず。これに限らず、ペダルの実感が操縦桿ほどはありません。また、そのままでは機体が下がるので、操縦桿を少しひいてバックプレッシャーをかけます。昇降計ではなく、機首と水平線の相対関係で判断するようにとの事ですが、つい昇降計を見てしまい、操作が後手に回りがちです。旋回の際は、旋回角度の半分の角度に目的針路が近付いたら、水平飛行に戻るとの事。25度で旋回していたので、12.5度まで接近したら、機体を水平に戻し始めます。

続いて、3000フィートまで上昇の指示が。再びフルスロットル、操縦桿を引いて上昇します。さらに上昇しながらの旋回指示。水平飛行での旋回でも安定しないので、これはなかなか難しい。旋回角度、速度、上昇率のバランスを取るのは大変です。

やがて、戻る時間が来て、今度は降下の指示。2100rpmまでスロットルを絞り、TPAの1500フィートまで下がりつつ向かうようにとの事。これは、今までの中ではやりやすかったですが、水平に戻るタイミングと操作が難しく、高度が上下してしまいました。さらに、後ろから高速な機体(Bonanza)が無線でポジションレポート。Marlonはすぐに見つけましたが、私の席からは見つけられず。Marlonがコントロールを取り、左にふれて後続機を先に行かせます。その間、こちらは山に向かって飛行するので、山が近付き、気流が乱れてきます。そろそろ変針したいなあと思った頃に、ようやく右手をトラフィックパターンに向かっていく機体が見えました。そこでトラフィックパターンに向けて、われわれも変針。再び、I have controlに。

ダウンウインドに45度で入りますが、この45度の間隔もなかなか実感としては掴みにくい感じでした。先行機が早くもラストファイナルに見えた頃、高度を下げ始めます。再び2100rpmに落とし、高度を下げて行きます。ここでコントロールを渡し、あとは任せます。任せた安心からか、フラップ操作を指示されましたが、タイミングをしっかりと覚えていませんでした。

ファイナルに入るところで滑走路をみると、随分高い印象が。日本の旅客機の前方スクリーンで見たアプローチの感覚とは違います。この空港のVASIが4.0という事もあるのかもしれませんが、それでもばっちりグライドパスに乗っています。危なげなく着陸、誘導路に出たところで、After Landing Checklistを実施。フラップを上げ、ミクスチャーを少し引きます。そこで、MarlonからTaxiしてみる、と聞かれ、もちろんと答えました。

Taxiは難しいです。直進していてもペダルだけでは効きが悪いので、少しブレーキを使うと行きすぎたり、なかなかライン上に乗ってくれません。駐機場に向かうところで大きく外れてしまい、あとはMarlonが引き継いでくれました。到着後、ミクスチャーを引き、マグネトーをオフにし、マスターを落として、チェックリスト完了。そのままトーバーで機体を駐機位置に戻して終了となりました。

スクールに戻り、ログブックをお願いしましたが、日本のホウブンから輸入したものに、手間取っている様子でした。特に出発・到着時間、訓練内容の項目をどうするかでMarlonは戸惑っていました。結果として、これらは私が書き、彼にはサインとCFIの番号だけを記載してもらいました。

以上、1時間半でしたが、まあ中身の濃い時間となりました。Marlonなのか、スクールなのか分かりませんが、良心的なのは、料金は実際の飛行時間だけのこと。0.7時間分だけでした。インストラクター費用も、飛行前点検でいなくなっていた部分を引いてくれたのか、1.0時間だけでした。

同乗教習:0.7時間(累計1.2時間)
地上教習:0.3時間(累計2.1時間)

2010年10月24日

またしても初飛行ならず・・・[グラウンドスクール01]

21日の午前にリベンジするべく(単に次の予約だっただけですが)、フライトスクールへ。ただし、この日も天気が悪く、MVFR(Marginal VFR Condition:VFRの気象条件ギリギリ)。前回のインストラクターLorneは体重オーバーでダメだったため、Elianに変更しての初レッスンは、またしても飛べませんでした。

ただし、スクール内での今後のレッスンの説明と毎回の書類確認作業、実機を使っての飛行前点検の方法を2時間弱で教わりました。習った内容は、あまりに長いので、追記として箇条書きにしておきます。

これらを覚えるということと、テキストのうち読み込んでくるChapterを指示されました。なかなか、覚えることが多くて大変そうです。 飛ぶ事はかないませんでしたが、とてもためになる授業でした。

地上教習1.8時間

2010年10月21日

医療保険に加入

AD&D、RLIと2つの保険に加入しましたが、今回、加入を検討している保険は全部で4種類あります。
  1. AD&D=傷害保険(死亡、もしくは手足損傷失明など重大障害時の補償)
  2. RLI=損害賠償保険(機体、もしくは操縦による物損、人身の損害賠償を補償)
  3. 医療保険=航空機操縦時の怪我の医療費を補償
  4. 生命保険=航空機操縦時の死亡をカバーするもの
の4つです。上2つは加入済みです。本来、1、3は日本で加入する旅行保険(長期)で、危険運動特約の割増に入っていれば不要ですが、こちらに来るときにその予定がなかったこと、 そもそも法人契約で加入のため、自分の都合でそのような特約が付けられませんでした(航空機操縦の割増特約がある保険会社は少ないようです)。保険会社に電話で確認してみましたが、旅行保険の傷害保険だけでなく、医療部分に関しても航空機操縦に起因する場合は適用外とのことでした。ということで、こちらでは入れるものを調べてみました。

4に関しては、さすがに趣味の事故で万が一の場合、家族も浮かばれないと思い、せめてもということで入っておこうかと思っています(日本に帰ったら、止める予定ですが)。

前段が長くなりましたが、今回は3の医療保険に加入しました。加入の条件としては、
  • 通常の病気・怪我用には旅行保険が適応されるので、操縦時の事故に関してだけ検討
  • 大怪我で多額の医療費が発生する際に対応できるもの
  • 航空機操縦時の怪我にも適応されるもの
ということでした。調べると、短期保険(転職などの際の一時的な目的用)と、米国訪問者用保険が該当しそうです。訪問者保険には、旅行、留学、移民用など様々な種類があります。ただし、航空機操縦に対応するのは、短期保険と留学の訪問者のみでした。

これは、www.KaigaiRyokouHoken123.comで調べ、Liaison Studentという保険にたどり着きました。私

は学生ではないのですが、私のVisaで加入が可能だったので、問題ありませんでした。また、航空機操縦時の事故の治療費用も補償される事も、問い合わせて確認しました。ただし、AD&D(傷害保険)部分のみ、操縦時の死亡・傷害は補償されないそうです。上記サイトの田口さんに、メール、電話でお教えいただきました。 この保険の保険料は1日単位で計算されるので、無駄が無いのは良かったです。半年で6万円ほど。通常の病気・怪我には不要と考えると微妙な値段ですが、安心のため加入しました。

手続きと支払いはWeb上で行え、加入証もWeb、メールで取得・印刷できました。こうした手続きのWeb上での手続きが簡単に行われるのは、とても便利です。これに比べると、日本はまだまだ紙文化なのだと思います。

学生ビザ等でフライトトレーニングで来る場合は、この保険も参考になるかもしれません。また、Visaに関係なく短期保険でカバーできる場合もあるようです。

さて、いよいよ明日は初フライトトレーニングです。ちゃんと飛べるでしょうか。