2012年2月13日

[MLT06]風の中のクロスカントリー

1日2本トレーニングの2本目は、ミニクロスカントリーです。午前の最後に言われていた、Corona(AJO)からWhiteman(WHP)のプランを提出して、チェックを受けます。POHの燃費計算がかなり面倒な方法なので尋ねると、「上昇は20gph、巡航は15gphで良いよ」とBill。試験の時もそれで良いのでしょうか?

出発後は、プラン通りV186に乗って進もうとしたところ、VOR計器が正しく動かないことが判明します。どうもこの機体、VORの感度に少し問題があるようです。したがって、VORではなくGPSの力を借りてナビをします。機体のGPSはVFR専用とのことですが、そもそもVFRフライトなので、特に問題はありません。Flight Followingを受けて、高度4500feetでフライトします。さすがに速く進みます。BillからそろそろDescend開始と促され、Pasadenaの少し先あたりから降下を始めますが、またたく間にBurbank空港の空域になり、その先のWhitemanに到達します。CoronaからWhitemanは、実は23nmしかありません。

降下はギリギリ間に合ったものの、その分速度が増してしまいダウンウインドに入った時には160mph程の速度に。減速するにも時間がかかります。150mphにならないと減速道具であるギアも出せません。トラフィックパターンに他機がいなかったから良かったものの、いたら面倒なことになってしまいます。何とか減速してベース、ファイナルとまわって着陸。着陸後、Billからスピードが速い機体は、早め早めの判断が必要とのコメント。

Whiteman空港に来たのはBillの娘をピックアップするためでしたが、出発前に電話があり、軽い親子げんか状態に。そのため、ピックアップは中止になったとのこと。エンジンを止めてフライトのデブリーフィング後、ホットスタートでエンジンスタート。そのまま出発して、次はUpland(CCB)へ。離陸後すぐにBurbankタワーに引き継がれ、さらにSocalから誘導を受けながら進みます。今度は降下・減速を早めに考えて行います。この頃から風が徐々に強くなり始め、Gustが15ノットほどに。何とかRwy24に着陸しましたが、どうもGustやCrosswindへの対応が、まだまだ経験不足です。

Uplandに来たのは、Examinerがいるからとのこと。また、試験もここで行うそうです。Examinerは不在とのことで、結局会うことはできず。Uplandは初めて来ましたが、山のふもとの小さな空港でした。それにしても試験を見知らぬ空港で行うというのは、少し不安なものがあります。しかも、試験当日は機体を前日に運ぶため、自分で車で空港まで来いとのこと。1時間くらいのドライブをしないといけません。

最後は、UplandからCoronaに戻ります。UplandのRwy24は騒音対策で離陸直後に左旋回し、空港上空を通って北側に抜けるというOntario空港を横切って飛ぶため、離陸直後にOntarioタワーにコンタクト。ところが管制官の女性が要領が悪く、こちらのリクエストに見当違いの返答をした挙句、他機にやたら細かな情報提供をし続け、通信に割り込めません。結局、Uplandの北側で旋回して待機し、その後ようやく進入許可をしっかりと管制官に言わせることが出来ました。BillもDirty Wordを連発して、「あいつはトレーニーに違いない」と怒り心頭の様子です。エアライナー機長も気が短いなあと思います。

その後も、ChinoへのHandoffに手間取りましたが、Chinoの空域も超えてCoronaに戻ります。いろいろまわって来ても、Coronaは滑走路が狭く短く感じます。特に近付いてから、スピード感を感じてしまい、早く着地して減速せねばと少し焦ります。そのため、少しフレアが不足気味となってしまいました。

クロスカントリーでは、プランニングの重要性を再確認する結果となりました。上昇、巡航、降下、進入、着陸とフェーズを自分の頭で作って、フェーズごとにプラン通りの範囲で完結し、次のフェーズに移行するようにすることが大事な気がしました。Billからは、「月曜日の試験は、自分で考えて決めて良いから。決して焦られるつもりもないし、なにより安全に飛べるパイロットになることが一番重要」との話がありました。次回からは2回連続でMattと飛び、その後に試験となる予定です。


飛行実績:
飛行時間:1.7時間(累計175.7時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 0.0時間(累計59.9時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:3回(累計348回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)

グラウンドスクール:0.8時間(Multi累計5.0時間)

2012年2月11日

[MLT05]French Valleyでタッチアンドゴー

今日は、朝と午後の2回の練習です。考えてみれば、ソロとトレーニングはあったとしても、2回トレーニングというのは初めてかもしれません。午前中は、CoronaからFrench Valleyに飛び、離着陸の練習です。風もCalmで絶好のトレーニング日和です。まずはLake Mathewsの訓練空域に行き、Power On/Power Offストールの練習。安定性が良く、むしろ小型機より簡単な感じがします。ここまで、インストラクターのBillは指示だけで、操作もATCも全く手を出させていません。幸先の良い感じです。

その後、French Valleyに向かい、トラフィックパターンをまわって着陸します。French Valleyは長いけれど幅が細めの滑走路ですが、落ち着いて着陸できました。基本操作に関しては、だいぶ頭に入って来ました。タクシーバックして離陸滑走を始めると、Billが突然右エンジンのミクスチャーを落とします。一瞬間があって反応しました。もっと早く反応するべきだそうです。そう言われると、Billの手が気になって仕方ありません(笑)。次からの離陸でも、Billが手を伸ばすとビクッと反応してしまうので、Billは面白かっています。それでも、「それくらいの反射的な対応が欲しかったんだ」とのこと。1回は本当にミクスチャーを再度引いたので、スロットルアイドルとブレーキを実施。「とても良い」とのこと。そのまま再加速して離陸する時にもフェイントをかけられましたが、何とか離陸。

すると、今度は離陸直後に、左エンジンのスロットルをアイドルにされました。ギアアップ直後だったので、Vyse(108mph)を維持して上昇しつつ、「左エンジンフェザー、アイドルカットオフ、左フューエルオフ」と手順を口頭で示します。 これも、満足の結果だったようで、「なかなか良い調子」とのこと。そのまま片発でトラフィックパターンをまわり、着陸します。片発だと、どれだけ不安定になるかと思っていましたが、ペダルは踏み切っているものの、それなりに操作性も良く、上昇もします。速度も108mphと速すぎずちょうど良い感じです(笑)。

それにしても、今日はトラフィックが結構あり、しかも皆と反対の滑走路から進入しようとする機や、通報地点が全く間違っている機などがいて、とても気を使いました。一度は、Downwindで先行機に近づきすぎ、Right360を実施してスペーシングしたり。これらも、全て自分の判断で行ないました。唯一といえる失敗は、タクシーバックしていた時にFuel Pumpをオンにしようとした時に、よそ見をしてふらついたこと。Billが言うように、しっかりと停止して作業をしなければいけませんでした。


その後French Valleyを後にして、Coronaに戻ります。4500feetでレベルオフしてしばらくすると、右エンジンに異変が。RPMが落ちてきています。BillがFuel Valveを閉めたのでした。手順にしたがって、
  • Mixture Full Rich
  • Prop Full Forward
  • Full Throttle
  • Identify/Verify Dead Engine
さらに、その後のシャットダウンの手順も全てやって良いとのこと。フェザーにすると、本当に空中でエンジンが完全停止しました。へえと、思います。その後、マニュアルにしたがって再スタートの手順を実施。ところが、なかなか再始動しません。大丈夫かなと思うほどスターターを回し続けたところで、ようやく再始動。ホッとします。

その後も、無事にCoronaのトラフィックパターンをまわって着陸。さすがに狭く短い滑走路に感じます。その分、機体の速度が速く感じられ、緊張します。 着陸後、その感想をBillに話すと、「でも滑走路の半分しか使っていないじゃないか」とのこと。まあ、確かに半分で滑走路を出ることが出来ました。1000mも使っていません。

なんだか、とても気も良くフライトが決まりました。調子に乗って、Billに「Taxingも慣れてきた気がする」というと、「劇的に良くなったよ」との返事。まあ、今日は風が穏やかだからということも大きい理由なのですが(笑)、それでも気分良く、午前のトレーニングを終えることが出来ました。

午後の宿題として、
  • CoronaからWhitemanへのフライトプランの作成
を指示されました。何でもWhitemanでBillの娘Beauをピックアップしたいんだそうです。しかし、聞いたこともない空港です。どこにあるのかチャートを探したら、Burbankのすぐ北側です。その後、Cable空港を廻って帰ってくるクロスカントリーをするとのこと。午後も忙しくなりそうです。


飛行実績:
飛行時間:1.7時間(累計174.0時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 0.0時間(累計59.9時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:6回(累計345回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)

グラウンドスクール:0.8時間(Multi累計4.2時間)

2012年2月8日

[MLT04]飛行機に追いついてきたかも

マルチのトレーニングですが、飛行機の調子やインストラクターBillの都合などもあり、なかなか予定通り進んでいません。自分の都合もあるのであんまり遅れるのも困るのですが、それを言ったところスクールのGMのKevinは随分と頑張って予定を詰めてくれました。Billだけでなく、Mattもスケジュールに入れてくれています。
訓練機のPA30 Twin Comanche

さて、今回はフライトは3回目となります。これまでSanta Anaウインドと慣れない機体のコンボに翻弄されていましたが、今回は風も穏やかです。プライベートの時以来作成している、機種ごとの自作操作要領をPA30 Twin Comanche(ツインコマンチ)でも作成しました。1エンジンアウトの際の手順も含めて、イメージトレーニングもばっちりと行ないました。今日は決めるぞと思いながらスクールに向かいます。
各部の形は、典型的なPiperのもの
早速、プレフライトを行なってBillと乗り込みます。プレフライトも点検個所は多少多いですが、頭に入ってきました。Billの15歳の娘のBeauも一緒です。彼女はいつも父親にくっついているようです。

まずは、Coronaを離陸してChinoに向かいます。ATCも自分ですべて行います。Rwy25を出てRight Crosswind Departure、Chinoタワーにコンタクトし、Left Traffic Rwy26Lを指示されます。2000feetのMultiのTPAで回ります。120mphの速度ですが、今日はゆっくりに感じます。Fly Beforeとまでは言いませんが、Behindではなくて飛行機に乗っている気がします。パワーのセッティングも変えたいのをグッとおさえてピッチとフラップ等で調整します。ダウンウインドとファイナルでの2度のGUMPチェックもきっちりと出来ました。
シングルエンジンを見慣れた目には大きな機体です
着陸を革新したときのみVyse(シングルエンジンでの最適上昇速度)以下にして良いとのことで、「Landing!」とBillにコールして、スロットルを少しずつアイドルに戻して108mphを割り込んでいきます。ランウェイエンドで95mphとなるようにとのことなので、そのようになるようにします。ラウンドアウト、フレアもほぼきれいに決まり、静かな接地となりました。すぐにノーズギアが接地となりましたが、初めて満足のいく着陸となりました。そのままついタッチアンドゴーをしそうになりますが、Billに「違う違う」と言われてハッとしました。この機体の練習では、一切タッチアンドゴーは行わないと言われていたのでした。滑走路から出て停止、落ち着いてPump Off、Flap Up、Pitch Trim Neutralと後始末をします。
機首部にはヒーターが入っています
Billから「とても良い。すごい進歩だ」と言われます。ただし相変わらずタキシングは下手でふらふらします。タキシングでの蛇行は、もしかしてGustウインドのせいではと思っていたのですが、この穏やかな風の中、単に自分のコントロールが下手なことが判明します(笑)。こんな感じでもう1回パターンを回ります。
胴体下部。手前はエンジンのCowl Flap
次の離陸前に、Billから離陸中止の場合の手順を聞かれます。「その通り」と満足のいく回答をした後の滑走で、いきなりBillが右エンジンのMixtureをLeanにします。その場合、すぐに離陸中止をしないといけない訳です。今回は、反応に時間がかかってしまいました。その後は、十分にBillの手の動きにも注意を払いながら離陸再開(笑)。無事に離陸できました。この回も、まあきれいな着陸が出来ました。今日は、本当に飛行機が遅く感じられます。巨人の長嶋の「ボールが止まって見える」ほどではなかったですが(笑)。
メインギア
さらに次の時は、離陸直後にBillが左エンジンをアイドルに。即座にGear Up。その後の手順はシミュレーションで、デッドエンジンのThrottle Idle、Feathered、Idle Cut-Off、Fuel Tank Offと手順を追います。上昇中は右ペダルは踏み切り、さらに右にエルロンを切って、ようやく直進となります。そんな状況でも、300fpm程で上昇します。そのままLeft Trafficを回り、右エンジンの力のみで着陸までたどり着きました。
フラップの動作部分
Billからは「よくできた」と誉められ、後ろのBeauからも「初めてのワンエンジン、上手かったわ」等と言われます。パイロットでもない15歳の女の子に誉められて、不思議な気持ちです(笑)。まあ、私よりよほどフライトタイムは持っているのでしょう(笑)。

最後は、Chinoを出発してCoronaに戻ります。26Lを離陸しLeft Turnをして向かいます。ついつい、そのままのパワーセッティングにしてしまい、500AGLで上昇セッティング(25スクエア)にすることを指摘されます。まだ、この機体の操作を体得したとまでは言えない感じです。そのままクロスウインドからダウンウインドに入り、Coronaに着陸します。最後もうまくやろうと思いますが、速度を処理しきれないままの進入に。フレアもその分距離を稼いでしまい、もう一瞬でGo Aroundかと思ったところで接地、ブレーキを強めにかけます。
メインギア

Billもかなり機体に慣れてきたと言ってくれましたが、自分としては、もう一歩慣れたいと思うところです。いずれにせよ、次回からはMulti Trainingの真骨頂というべきOne Engine Failureの練習に本格的に入ることになります。次は、本当にエンジンを止めるそうです。 


飛行実績:
飛行時間:1.1時間(累計172.3時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 0.0時間(累計59.9時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:5回(累計339回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)

2012年2月7日

最近のフライト雑感

先日のフライトでは、PIC時の初機体トラブルを経験しました。結果は、マグネトーから点火プラグへのケーブルが外れていたというものでしたが、それを発見することはできませんでした。救援にやって来てくれたLou校長は1分とかからずに発見できたのに、エンジンカバーを開けてオイルやらいろいろ確認していた自分に見つけられず、口惜しい気がしました。

さて、そのフライトの際に機内に忘れ物をしたこともあり、またその他の用事もあったので、Fly CoronaとDu Boisの両方に夕方出かけてきました。Fly CoronaではインストラクターのMattと立ち話で昨日のことを話しましたが、「それはパイロットに発見できないのは仕方ない。それはメカニックの仕事だから。」と言われました。

その後、Du Boisでは、機内に忘れたチャートクリップを取りに行くと、出発直前の訓練生が。といっても、私より年配の男性でしたが。そのまま立ち話となり、1月からInstrumentのトレーニングを始めたところでMikeに習っているとのこと。先輩?としていろいろ質問を受けたり、お互いの話をしたりして盛り上がり、スクールの建物に戻るとMikeが。Mikeともいろいろ話をして昨日の話になると、Mikeも「それは見つけられなくても仕方ない。そういう訓練はしてないから」とのこと。

何だか、昨日のトラブルと機内への忘れもののおかげで、1日でいろいろな人と飛行機に関していろいろな話をすることが出来ました。良い経験となりましたが、次にマグネトー不調の際は、点火プラグへのケーブルも忘れずにチェックしたいと思います(笑)

そう言えば、先日CFI経験者のUさんとご一緒した際ですが、このブログのやたらと長い文章から、飛行機狂いでフライトジャケットでも着て現れるのではないかと思っていたと言われました。冷静な文章だと自分では思っていましたが、ファナティックに見えますでしょうか(笑)?

2012年2月6日

最近のフライトまとめ

最近、何やかやと飛行機に乗る機会が多くあります。まあ、自分で作っているわけですが(笑)。この日記の方が追いつかなくなりつつあるので、まとめて記します。


1.Piper WarriorII タッチアンドゴー練習
久しぶりにWarriorIIを借り出すに当たって、DuBoisで練習をしました。Gustyな日だったので、インストラクターをお願いしました。急に思い立ったので、空いているインストラクターなら誰でもということで、Marugoux(若い女性)が担当してくれました。初めてでしたが、ファイナルでのパワーの絞るタイミングについて、「Ground Effectが強い機体なので、早めに絞る」ことを教わりました。

0.7時間 着陸数5回 Chino空港 ローカルフライト 

2.C172 クロスカントリー
日本から来たCFI経験者の方と一緒に、Chino(AJO)-Ramona(RNM)-Torrance(TOA)-AJOとまわりました。Hazyな日で、さらにRamonaでは10ノットを超える風でしたが、気流自体は悪くありませんでした。CFIにはMixtureのLeanのテクニックやロープでのタイダウンの仕方など、基礎的でありながらおぼつかなかった点について教えてもらうなどして、とてもためになりました。途中RNM-TOAは、Restricted Area(R2503D)がホットだったため、Flight Followingにレーダーベクターを依頼して、海側に迂回して飛行しました。こうした事をFlight Followingで頼めることも、CFIからのサジェスチョンで分かりました。CFIはTorranceで降機し、TOA-AJOは久しぶりの同乗者のいない全くのSoloとなりました。一人で飛ぶ緊張と開放感も味わえました。TOAも約1年ぶりに再訪しました。
Ramona空港では目の前にコヨーテがやってきて立ち止りました
途中のRamona空港ではRunup時に滑走路の方からコヨーテがやって来て目の前に立ち止まりました。タワーに報告しても、「30分ほどその辺りにいる」と平然としており、追い払う人も車も出す気配がありませんでした(笑)。
OCの海岸付近を飛行中
3.3時間 着陸数3回 Chino - Ramona - Torrance - Chino クロスカントリー 

3.[MLT02]マルチエンジントレーニング
マルチエンジンのトレーニングで初めて双発機(PA30:Twin Comanche)を飛ばしました。アメリカン航空で757/767のキャプテンをしている61歳のBillがインストラクターで、この時は、Coronaを出発しLake Mathewsで基本動作を教わりFrench Valleyへ行き離着陸の練習、小休止後ホットエンジンスタートを教わりMontgomeryへクロスカントリー。再びCoronaへ戻るというものでした。あまり細かな操作はしませんでしたが、機体に慣れるという目的は果たせたと思います。印象は、大きい、速い、重い、繊細という感じです。飛行機のはるか後ろを飛んでいる気がしました(笑)。Billが15歳の末娘を連れて来て、一緒に乗っていたというのも初めての経験でした。彼女、飛行機が好きで小さい時から良く父親のインストラクションに同乗しているそうです。後ろを振り返ると、電話をしたり、パソコンで遊んでいたり、確かに飛行機に慣れていました。
訓練機
2.9時間 着陸数6回 Corona - French Valley(着陸練習) - Montgomery - Corona 

4. [MLT03]マルチエンジントレーニング
マルチエンジントレーニングの2回目は、Chino空港での着陸の練習。まだまだ機体操作が慣れません。大きくグラウンドをタキシングするのもふらふらします。Billは、操作しすぎだからと言いますが、なかなか感覚をつかめません。ヨタヨタしながら滑走し、着陸の時は操作度合いを見計らいかねています。ただ、前回よりは少しだけ慣れた気はしました。Chinoでの練習の後は、Lake MathewsでStall、Steep Turn等のマヌーバの練習後、Coronaへ戻りました。道のりは、まだまだ長そうです。
骨董品のようなAutoPilotが付いていました
1.6時間 着陸数7回 Corona - Chino(着陸練習) - Lake Mathewsでマヌーバ - Corona 

5.ビクタービルへミニクロスカントリー(ハプニング付き)
WarriorIIでVictorvilleへChinoから出かけました。Victorville在住の友人に地元を空から見せてあげるためですが、Victorville空港は転売に向けて整備中・休眠中の機体など、沢山のジェット旅客機を見ることが出来ました。元JALの747-400も1機ありました。Victorvilleからの帰りにRunupで右マグネトーが不調のトラブルに見舞われます。スクールに電話してLeanでのクリーンアップを教わり、やってみます(電話の前もやっていましたが)が改善せず、救援を求めました。1時間後やって来たLou校長は、エンジンカバーを開けて、1分と経たないうちに点火プラグにつながるコネクターが1本外れていることを発見しました。私もエンジンカバーを開けて見ていましたが、こんな簡単なことに気が付かず、発見できませんでした。その代わり、決して忘れることのない経験となりました。
こんな車をFBOの人が無料で借してくれました。救援が来るまで近くのバーガー屋へ昼食に
トラブル後は、Lou校長が乗って来た機体(Cherokee Piper)に乗り換えて、Big Bearの周りを大きくまわるコース(Apple Valley、Yucca Valley、Banning経由)でChinoまで遊覧飛行を楽しみました。同乗の友人も楽しんでくれていたようです。この日は、Santa Anaウインドでかなりの揺れが予想されていましたが、実際は殆ど揺れず、離着陸も問題なく出来ました。

2.6時間 着陸数2回 Chino - Victorville - Chino クロスカントリー 

飛行実績(上記5回合計):
飛行時間:11.1時間(累計171.2時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 6.6時間(累計59.9時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:23回(累計334回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)

2012年1月31日

Fundamental of Instrution合格しました

Multi Engineのトレーニングと並行して狙っているのが、Ground Instructorの資格です。Ground Instructorとは、CFI(フライト・インストラクター)の地上での教習部分について担当できる資格のことです。いわゆるグラウンドスクール専門でしょうか。ただし、CFIと異なり教習区分が別れていないので、飛行機、ヘリコプター、ジャイロプレーン、グライダー、パラグライダー、気球、飛行船まで全ての機体について教えることが出来ます。逆に言えば、それらの問題も試験に出てくるわけですが…。

Ground Instructorですが、細かくは、Basic、Advanced、Instrumentの3つの区分があります。この区分については、別の機会に書きたいと思います。いずれの区分でも、必要なのは筆記試験だけで、実技などは一切ありません。また、パイロット資格も必要ありません。さらに、受験の際に、他の試験では必要となるインストラクターからのEndorsmentも必要ありません。つまり、この資格だけは、パイロットでなくても、インストラクターに付かなくても、完全に独学での受験・取得が可能ということになります。

Ground Instructorになるには、
  • Fundamental of Instruction(指導の基礎)
  • Ground Instructor(航空機に関する専門知識)
の二つの試験それぞれに合格する必要があります。Fundamental of Instructionは、1.5時間で50問に解答します。合格率は、他の全ての試験と同じ70%。各種CFI資格でも必要な試験で、1回合格すれば24か月間有効です。今回は、Ground Instructor試験の前に、まずはFundamental of Instructionからということで、受験しました。会場は、これまでPrivate、InstrumentのWrittenを受験した、Riverside空港ターミナルビル内にあるAV Techです。

いつものようにASAの問題集をAmazonで購入して勉強しました。CFI試験用の問題集には、Fundamental of Instructionと、Groundを含むすべての区分のInstructor試験の問題が掲載されています。Fundamental of Instruction分野は、251問掲載されており、教育心理学のような問題、レッスンの組み立て方など、戸惑う感じの問題ばかりでした。それでも問題数が多くないので2、3日で暗記を完了しました。単なる記憶のため、理解は全く十分ではありませんが、暗記率は95%程度です。他の試験は実技の際に、Written試験の間違えを指摘される事がありますが、この試験は実技が無いため合格ラインギリギリの70%で合格しても、誰に責められることもありません(笑)。ということで、かなり気楽な気分で受験しました。

3度目となる同会場での試験なので、勝手知ったもので、順調にコンピューターを前に試験開始。ところが問題を見ると、どうも様子が違います。今までは、95%程度の問題が、過去問から選択肢の順序すら変わらず全くそのまま出題されていました。 ところが今回は、文章や表現が細かく修正されていたり、選択肢の一つだけが全く違う文章になっていたり。さらに、全く見たこともない問題の数も多く、それらを合わせると全体の30%ほどありました。何とか答えを決めて解き終わり、試験監督を呼んで試験を終了すると、結果は82%で合格でした。問題ないとはゆえ、これまでに無い合格率の低さです。まあ、問題ないので良いですが(笑)。

終わった後、試験監督に出題方法がだいぶ変わっていたんだけど、と話をしましたが、初めて聞いたとのことでした。ごく最近変わったのか、それともFundamental of Instructionだけの話なのかは不明ですが、今後受験する人は気を付けて下さい。24カ月有効の合格証をもらって帰路につきました。1.5時間の受験時間ですが、20分ほどで終了でした。次のGround Instructor試験に向けて、勉強を始めたいと思います。

[MLT01]マルチの訓練を開始しました

Fly Coronaにツインエンジン(Piper P30 Comanche:コマンチ)が入ったということで、先日、実物を見に出かけてきました。昨年11月に着任したGeneral ManagerのKevinに案内され、機内をのぞいてみます。1966年製ということで、決して新しくはありませんが、それなりに機内外の整備品質は保たれています。
PA30 Comanche(コマンチ)のコクピット。右下の青いレバーはプロペラピッチ操作用
Comancheは双発機の中では小さいようですが、それでもC150やMooneyなどの狭小コクピットを見慣れた目にとっては、十分に広々と感じます。最後列の1席は物置になってはいますが、一応5席あり、私の操縦する機体では、最大の定員を誇ることになりそうです。
重要な6計器(速度、姿勢、高度、昇降、旋回、方位)。この機体は、なぜか高度計が2つ装備
Kevinとは何回か顔は合わせていましたが、今回のことで初めてしっかりと話をしました。Fly Coronaのスタッフにしては物静かな印象(他が元気な人が多すぎるのかも)ですが、その分話す内容に信頼を置ける感じがします(それ以外の人の話が信用できない訳ではありません(笑))。という訳で、先日早速訓練を申し出、同じくAFSPへの訓練申請もネットで登録しておきました。このAFSPのプロセスですが、何と申し込んで3営業日で許可がおりました。Kevinがスクール側の手続きを即座にやってくれたようで、やはりこれまで時間がかかっていたのは、スクールでの処理が遅かった部分も多いようです。
無線系(航法、通信)用機器類
ということで今回、初めてのトレーニングに出かけました。当日は、Santa Anaウインドが吹き荒れる天気でしたが、特に中止の申し出もなかったのでインストラクターとの顔合わせのつもりで出かけました。今回のインストラクターはマルチの資格を持つBillです。彼は長年のCFIキャリアを持ち、現在はアメリカン航空に勤務とのこと。アメリカでは、エアラインのパイロットとCFIの兼業も多いそうですが、そうした人に習うのは初めての経験となります。
TransponderとADF。ADF装備機は初めて
初日は、このBillがHonoluluからのフライト終了直後ということでしたが、スクールに行くとBillはおらず。Nickが、Billと連絡の行き違いでと謝ってきました。代わりに同じくマルチの資格を持つMattがGroundをするとのことで、 承諾します。Mattもほぼ初めて話をしましたが、彼もまた物静かな印象です。少しずつFly Coronaのインストラクターも入れ替わり、雰囲気が変わってきています。前よりも、少し洗練された感じと言えば良いでしょうか(笑)。

グラウンドスクールは、まず機体の内外でプレフライトでの注意点を教わり、次にコクピットの機器について細かく説明を受けます。また床の点検蓋を外して、ギアの手動でのセット方法や、燃料バルブやSump方法について教わります。燃料のSump時は、Drain下にバケツを置くとのことでした。エンジンが一つ増えるだけですが、システムも単発機とは異なったり、複雑になる部分がいろいろあります。印象に残ったのは、燃料のFeedにCrossfeed(反対の翼の燃料をエンジンに供給すること)があることや、暖気には機種部分に専用の燃焼ヒーターが備え付けられていることなどでしょうか。これは、エンジンが遠くエンジンの暖気を取れないからだそうで、双発機では良くある機構だとのこと。右エンジンの燃料供給系からFuelを分配され、1時間に約1ガロン消費するそうです。

その後は、スクールに戻り、POHを見ながら重要な数字や構造・機構などを確認し、さらにWeight&Balanceの計算も行います(実際久しぶりでした)。GMのKevinがしっかりしているのは、トレーニングを申し出た時に、POHをその場でコピーしバインダーに閉じて渡してくれたことです。今まで、こんなにしっかりとしてくれた人はいませんでした。さらにKing SchoolのDVDセットも配布され、このDVDとPOHで予習をしていたので、初回のグラウンドはスムーズに進みました。

一方、相変わらずFly Coronaっぽいと感じたのは、一緒にもらったPractical Standardの本がCommercial /Multi Engine用だったことです。これはKevinに言いましたが、Commercian試験とMulti Engine試験両用だと説明され、やっぱり違うのではとMattに説明したら、それはそうだということで、Private/Multi Engineの本をくれました。Mattに交換じゃなくて良いのかと聞いたところ、「Commercialの本も折角だからもらっておけば? No one cares!」と言われました。ありがたくもらっておきました(笑)

今回はMulti Enginトレーニングパッケージを購入したので、こうしたものは全て込み料金とのことです。今までパッケージ料金の場合は、ボーナス分も含めてアカウントに入った金額から、一つずつの料金が引かれていました。今回のパッケージは規定訓練(機体+CFI12時間、Ground10時間、その他教材等)がセットになっています。例えばセットに含まれるチャート類を不要な場合は、以前のパッケージはその分の料金がアカウントから引かれずにフライト時間等に使えましたが、今回の場合は次のサイクルのチャートをプレゼント、という風に、運用が変わったようです。Kevin GMの方針なのかもしれません。

以前に比べると少し洗練され、すこししっかりしたものの、相変わらずの気の良さも残しているなあと感じつつ、スクールを後にしました。


マルチエンジングラウンドスクール:
2.0時間(累計2.0時間)

飛行実績:
飛行時間:1.4時間(累計160.1時間)
Simulator: 0.0時間(累計9.8時間)
:PIC時間 0.0時間(累計51.4時間)
:Instrument 0.0時間(累計44.15時間)

:夜間0.0時間(累計4.7時間)

着陸回数:1回(累計308回)
Simulator着陸:0回(累計3回)
:夜間0回(累計11回)